感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
smura
3
年末にブックオフで、たった191円だったので、買った本。しかし、191円以上の価値があり、むさぼるように読んだ。面白い。同書は死後の生というよりは、死後最初に到達する「中間生(バルド)」を研究したもの。多くの人はここから再び地上で別の生を送る。どんな前世を送った人が今生でどんな生に直面するのか。カルマ、3人の裁判官など興味深い点が満載されている。無駄のない記述と、豊富な参考文献。ほかの文献も読んでみたい気になった。近いうちに再び僕は本書を手に取るだろう。2020/01/01
Angelita Misa Okamoto
3
先日ホーキング博士が「死後の世界はない」という発言があったそうで、昔に読んだこの本を再読した。確かに、生まれてきた環境に不公平が既にあり、持っている宿業なども不公平はある。そういう意味では自分の持ってきたものを清算しながら生きていくのは当然で、そのために死後の世界もありまた、中間生もあると思えば納得もできる。今の生を納得して難や苦も受け入れて、人としてどうあるべきか・・ということも改めて考えさせられた。2011/06/07
happy kirin
2
この世は魂を成長させる場。本当の場は肉体を持つ人生の終わりと始まりの中間にあるバドルという場所。そこでの様子が詳細に書いてある。前世療法のワイス博士から,ホイットン博士にたどり着いた。人生がますます面白くなった本!2021/06/13
にゅにゅぱんだ
1
死生学と輪廻転生を読書のテーマにしようト思った矢先に出会った本。出会えた事に運命を感じた。あまりに悲惨なツラい一生にも意味があること、それは輪廻のつながりからみれば、越えるべく用意された一つのハードルに過ぎないこと。それなら、どんなに辛くても大丈夫なんじゃないかと、これはこれ、今世はこんな感じ、と受け止められるかなと思った。2020/09/09
谷川
1
宗教色が強く多少刺激的な内容になっていたが、単純に読み物としては楽しめた。 日本では前世療法というものは一般にはあまり知られておらず、今回私も初めて知ったが、正直眉唾という印象も強い。 ただこれを読んだことによって、自分の人生の意味、さらにその先の目的や到達点までを意識して日々を過ごせば、今まで気づかなかった何か新しいものも見えてくるのではないだろうかと思う。2017/02/22
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