内容説明
進展がめざましい脳科学の分野では現在、脳と医療科学技術をめぐる倫理のあり方が問われている。歴史の浅い議論ながら、急速な技術発展とともに、その問いの圏域は拡大し、世界的に緊急のテーマとなっている。本書は、多様なトピックから脳神経倫理学(ニューロエシックス)の輪郭を描き出す入門書であると同時に、ラディカルな批判書である。
目次
序章 脳を異化するために
第1章 ニューロエシックス入門
第2章 脳ドーピングの時代
第3章 脳の地図
第4章 「植物状態」とミニマルな意識
第5章 サイボーグ学とブレインマシンインターフェース
第6章 可塑性とその分身
第7章 隠喩としての脳
第8章 ミラーニューロンのレッスン
著者等紹介
美馬達哉[ミマタツヤ]
1966年、大阪生れ。京都大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、京都大学医学研究科准教授(高次脳機能総合研究センター)。専門は、臨床脳生理学、医療社会学、医療人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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