出版社内容情報
「グローバルな帝国」がもたらした文化の世界化の中でもモダニズムはどこへ向かうのか。
内容説明
「グローバルな帝国」がもたらした文化の世界化のなかでモダニズムはどこに向かうのか。言語表象空間を超越し撹乱する制度と身体。複数のわたしの交差と交錯の軌跡。
目次
第1章 超越の言語表象空間(ツァラ、デュシャン、アラカワ―二〇世紀と言語、空間、建築;ボルヘスと聖なるもの;アンチ=ナルシスの鏡―シュルレアリスムと自己表象の解体)
第2章 越境と遷移のポリティクス(フルブンと「死刑囚」の詩的言語使用;他者としての証言―アラキ・ヤスサダとポストモダン・ホークスの陥穽;モダニズムの展示―巴里新興美術展をめぐって)
第3章 越境的身体(柱と穴―「終わりなき柱」と大地の変容;即興あるいは準拠枠;宮沢賢治におけるインプロヴィゼーション―あるいは吃音的行為)
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