アンカット・ファンク―人種とフェミニズムをめぐる対話

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アンカット・ファンク―人種とフェミニズムをめぐる対話

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  • サイズ 46判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784409031223
  • NDC分類 316.8
  • Cコード C1010

出版社内容情報

カルチュラル・スタディーズとフェミニズムの出会い



ふたりの思想家がポール・ギルロイの仲介のもと1996年のロンドンで対話した。フェミニズムとカルチュラル・スタディーズそれぞれの隆盛を担い、世界的知識人となったベル・フックスとスチュアート・ホール。ともに黒人のアカデミシャンでありながら、来歴と経験を大きく異にし世代も違う男女は、深く共感しながらも時に鋭く言葉を交わす。ジェンダー、人種、家父長制、アイデンティティ・ポリティクスなど、20世紀後半の社会状況を踏まえた議論の数々と、それらに自らの人生を重ねた繊細な語りは、四半世紀の時を超えて新鮮な発見とアクチュアリティをもたらす。



「フェミニズムは政治についての女たちの考え方を変えた以上に、わたしの政治についての考え方を変えてしまった。」(ホール)



「場所を失うという感覚こそが、まさにフェミニズムに関して多くの男たちが恐れ続けていることなんですよ。ものの見方においてはっきりとした変化が求められているのは、性差別という観点から自身に染みついた考え方を解体するプロセスなのです。」(フックス)

内容説明

カルチュラル・スタディーズとフェミニズムの出会い。ふたりの思想家がポール・ギルロイの仲介のもと1996年のロンドンで対話した。フェミニズムとカルチュラル・スタディーズそれぞれの隆盛を担い、世界的知識人となったベル・フックスとスチュアート・ホール。ともに黒人のアカデミシャンでありながら、来歴と経験を大きく異にし世代も違う男女は、深く共感しながらも時に鋭く言葉を交わす。ジェンダー、人種、家父長制、アイデンティティ・ポリティクスなど、20世紀後半の社会状況を踏まえた議論の数々と、それらに自らの人生を重ねた繊細な語りは、四半世紀の時を超えて新鮮な発見とアクチュアリティをもたらす。

目次

1 フェミニズムとの出会い
2 家父長制と人種
3 戯れ、死、病
4 アイデンティティ・ポリティクス、あるいは自己を語ることの不可能性
5 男らしさと不安
6 フェミニズムと連帯の可能性

著者等紹介

フックス,ベル[フックス,ベル] [Hooks,Bell]
本名、Gloria Jean Watkins。1952年、ケンタッキー州生まれ。2021年没。アフリカ系アメリカ人のフェミニスト。ニューヨーク市立大学シティカレッジなどで英米文学やフェミニズムを教える

ホール,スチュアート[ホール,スチュアート] [Hall,Stuart]
1932年、ジャマイカ生まれ。2014年没。イギリスの文化理論家。バーミンガム大学の現代文化研究センターを率い、カルチュラル・スタディーズを確立した

吉田裕[ヨシダユタカ]
東京理科大学准教授。専門はカリブ文学及び思想、文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Bevel

6
まず時代を感じた。「会話をすることの喜び」で意気投合しててめんどくさいなとか。人種差別に声をあげる黒人男性が共同体の話を始めるとすぐマッチョに戻るんだけど、あれ何?とか、ホールが反フェミニスト的な側面をたしなめられてたじたじとか。「エイズの功績の一つは…」の言い方も今ではもう絶対しないなあとか。フェミニズムでセクシャリティが抑圧され、一夫一婦制は「男性の嫉妬に法的根拠を与えることで成り立つ」とか。アイデンティティ・ポリティクスの困難、「両性具有」としての自己表象の話はアクチュアリティ感じた。あとがきよい。2023/05/14

pyidesu

0
いいお勉強になった。2024/01/11

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