思弁的実在論入門

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思弁的実在論入門

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  • サイズ 46判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784409031094
  • NDC分類 111.8
  • Cコード C3010

内容説明

2007年4月27日、ロンドンで「思弁的実在論」は誕生した。最初のメンバーは四人。ブラシエ、グラント、ハーマン、メイヤスー。思考と存在の相関を超えた実在への志向を共有した彼らの哲学は、瞬く間に世界を席巻し思想界の一大潮流となる。本書はそのオリジナルメンバーの一人による、待望の概説書である。四人それぞれの著作に深く分け入り、要点を抽出。その可能性のコアを捉え、次世代に繋がんとする力作。

目次

第1章 プロメテウス主義(ゴールドスミスのブラシエ;ブラシエのニヒリズム ほか)
第2章 生気論的概念論(ゴールドスミスのグラント;グラントの『シェリング以後の自然哲学』 ほか)
第3章 対象指向存在論(OOO)(ゴールドスミスのOOO;退隠したもの ほか)
第4章 思弁的実在論(ゴールドスミスのメイヤスー;メイヤスーの『有限性の後で』 ほか)
結論 思弁的実在論の二つの軸

著者等紹介

ハーマン,グレアム[ハーマン,グレアム] [Harman,Graham]
1968年アイオワ州生まれ。アメリカン大学カイロ校教授を経て、現在、南カリフォリニア建築大学特別教授(Distinguished Professor)

上尾真道[ウエオマサミチ]
1979年福岡県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都大学人文科学研究所非常勤研究員

森元斎[モリモトナオ]
1983年東京都生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科修了。博士(人間科学)。現在、長崎大学多文化社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Mark.jr

4
2010年代にインターネットを中心に思弁的実在論という哲学の潮流があったとは、恥ずかしながら全く知りませんでした。本書はその中心人物の一人だったハーマンが、他の構成員ブラシエ、グラント、メイヤスー、そして自分自身の思想を解説した本になります。著者も語る通り4人の傾倒する哲学者・思想はてんでバラバラで、よくこれが一つのムーブメントになったなと思う程ですが、その多様性がそのままこの思想の面白さかと思います。自身の見地からくる批判もありますが、正直かなり気をつかわれて書かれているとも感じます。2023/03/21

Bevel

3
ブラシエ、グラント、ハーマン、メイヤスーの『思弁的実在論』ワークショップでの発表の要約と、それぞれの著書の要約、ハーマンのコメントとという感じ。最後にくるメイヤスーの話が最初から結構でてくるなど、読みにくいところもあるけど、網羅的に主題を確認できるし、界隈の鳥観図も与えてくれる。カント、ハイデガー、ドゥルーズと並んで、セラーズ、チャルマーズ、デネット辺りの名前がちょくちょく出てきて、これらの接続のプラットフォームとして読むのがよいのかなあと思った。2021/01/15

🍕

2
ハーマンが盟友を1人ずつぶん殴っていく話2020/10/05

小説大好き

1
同じ著者の『四方対象』より格段に難解な本でした。みんな本当に理解して読んでるの? 分かったフリしてない? 特にグラントについて解説してる章はマジで何言ってるのか分かりませんでした。メイヤスーの章は比較的理解できた。というより、ハーマンがメイヤスーをかなり高く評価してるんだな、と伝わってきました。とはいえ、今後活用できそうな幾つかの哲学的単位を拾うことができたのは良かったです。現前変換、上方・下方解体、相関主義的円環、現前主義などですね。大陸哲学と分析哲学の大まかな外観を示してくれた序文も勉強になりました。2025/02/19

yu-onore

1
やっぱりハーマンの思想は興味深い。とりわけ美学の領域の中で、フリードを継承しながらも、演劇性とリテラリズムを区別し、陰に隠れてしまうような(暗喩における、修飾される対象のように)実在的対象の代わりに「私」こそが引き連り出されるのだ、というのは面白いし援用可能性に溢れている。2021/04/26

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