内容説明
“現象学的存在論”の驚くばかりの精緻な試み―。サルトル=アンガージュマンの哲学という時代が完全に去った今も、ますますの輝きと重要度を増す大著『存在と無』―。存在という超越的な価値の転倒を企て、それにまつわる神聖感の虚妄をあばきだした、サルトル哲学理解への不可欠の書。
目次
緒論 存在の探求
第1部 無の問題(否定の起原;自己欺瞞)
第2部 対自存在(対自の直接的構造;時間性;超越)
第3部 対他存在(他者の存在)
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