あらゆるものがおくりもの

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  • サイズ B5判/ページ数 48p/高さ 18X18cm
  • 商品コード 9784408651804
  • NDC分類 E
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『おくりものはナンニモナイ』の著者パトリック・マクドネル氏が贈る、待望の新作。

翻訳を手がけるのは、村上春樹氏。

前作『おくりものはナンニモナイ』は、谷川俊太郎氏の名訳によって日本の読者に愛されてきました。しかし谷川氏が亡くなられたあと、そのバトンを受け継ぐように、村上氏が本作の翻訳を引き受けました。

村上氏自身も、かつてアメリカで暮らしていた頃、新聞で連載されていた『MUTTS』を愛読していたといいます。

谷川俊太郎氏から村上春樹氏へ。日本文学を代表する二人の言葉が、ひとつの絵本シリーズのなかで静かにつながった、特別な一冊です。

物語の主人公は、黒猫のムーチ。ある特別な日、ムーチは大切な友だちである犬のアールに、「かんぺきなおくりもの」をおくろうと決めます。おくりものは、とびっきり最高で、「ワオ!」と叫びたくなるようなものでなくてはなりません。ムーチは、かんぺきな箱とリボンを用意しますが、肝心の中身がなかなか見つかりません。クローゼットをのぞき、秘密の宝箱を探し、書斎を調べ、大好きなおばさんやおじさんにも会いに行く。それでも答えは見つからないまま、時間だけが過ぎていきます。

ムーチは空を見あげ、自分の吐いた息をじっと見つめ、舞い降りる雪のかけらをしげしげと眺めます。探しても探しても見つからなかった「かんぺきなおくりもの」。けれど、立ち止まって世界を見つめ直したとき、ムーチの目に映るものは少しずつ変わっていきます。何気ない一日、そばにいる誰か、いつもの場所、ふとした出来事。そのすべてが、ムーチにある大切な気づきをもたらしていくのです。

大切な人に何かをおくりたいと思う気持ちから始まり、世界をまなざす心そのものへと広がっていく物語。マクドネル氏のやわらかな絵と、村上春樹氏の澄んだ日本語が、日々の何気ない瞬間を、そっと光らせてくれます。

子どもには世界の美しさを、大人には忘れかけていた感謝の感覚を届ける絵本です。

ほんとうのおくりものとは何なのか――ムーチと一緒に、その答えを見つけたくなる、あたたかな一冊です。


【目次】

内容説明

ほんとうのおくりものは、いつもすぐそばにある。谷川俊太郎から村上春樹へ。やさしい言葉で受け継がれた、特別な一冊。『おくりものはナンニモナイ』著者の最新作。

著者等紹介

マクドネル,パトリック[マクドネル,パトリック] [McDonnell,Patrick]
漫画家・絵本作家。ニュージャージー州在住

村上春樹[ムラカミハルキ]
1949年京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞、『ねじまき鳥クロニクル』で読売文学賞を受賞。2023年にはアストゥリアス王女賞(文学部門)を受賞。翻訳家として絵本の翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

147
私はハルキストでも村上主義者でもありませんが、村上春樹の翻訳本をコンスタントに読んでいます。本書は、谷川俊太郎名訳のバトンを村上春樹が受け継いだ翻訳絵本です。 あらゆる物がある意味GIFTなんだろうにゃあ(=^・^=) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000010667.html 【読メ😻猫部】2026/09/26

しゅう

113
谷川俊太郎さんの翻訳だった『おくりものはナンニモナイ』の続編で、翻訳を受け継いだのは村上春樹さん。猫のムーチは友達である犬のアールに、ある特別な日に「とびっきり最高のもの」を贈りたいと思ったのだが……。童心に帰るような素敵な絵本。出会えてよかった。ただ正直に言って、あとがきを読むまではムーチが猫であるとはわからなかった(笑)2026/10/21

ゆっき

28
谷川俊太郎さん翻訳の「おくりものはナンニモナイ」の続編。翻訳を引き継いだのは村上春樹さん。仲良しの猫のムーチと犬のアール。アールのために完璧な贈り物を探すムーチ。あらゆるものがおくりもの。ワオ!と叫びたくなるようなとっても素敵なおくりもの。ほっこりする優しい絵本でした。2026/10/11

熊本震災10年の雨巫女。

21
《本屋》谷川俊太郎さん→村上春樹さんに、訳が、変わる。2026/09/23

コンチャン

10
大人から子供まで安心して読める絵本だと思います。帯文に釣られたのは言うまでもありませんが…2026/10/21

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