出版社内容情報
この本に「人生の答え」はない。
あるのは「どう生きるのか?」という強烈な問である。
これまで『生くる』『超葉隠論』などを通じて、
「人間の本質」や「精神の独立性」
を訴えてきた思想家・執行草舟氏。
一方、「1冊の本が人生を変える」という信念のもと、
独立系書店「読書のすすめ」を営み、
20年以上「魂の読書」を人々に伝えてきた
清水克衛氏。
本書はそんな二人が
熱く、深く語り合った『魂の燃焼へ』は
2015年の発売以来、
ファンの間で“伝説の書”として
語り継がれてきた。
10年の時を経て、
「読書のすすめ」30周年を記念し、
新たな対談を加え、
増補決定版としてここに誕生。
刊行を待たず急逝した
清水氏のラストメッセージでもある。
情報があふれ、
表層的な知識だけが氾濫する現代において、
人間が生きるとは何か、
そして本を読む意味とは何かを
真正面から問う。
この対話は、
ただの人生論・読書論ではない。
「わかろうとするな、人生に問いを持て」と、
生き方を問う思想書であり、哲学書である。
[内容紹介]
第一部 魂の燃焼へ
1章 「読書」が人をつくる
2章 日本人の「魂」をとり戻せ
3章 「横野郎」なんかになるな
4章 自分の「垂直」を立てよ
5章 目覚めよ、日本人
第二部 俺たちは、読書が死ぬほど好きなんだ!
6章 読書から人生の本質をつかむ
7章 わかろうとするな、友達になれ
【目次】
内容説明
新たな対談を収録した決定版、ここに誕生。清水店長、ラストメッセージを本書に遺す。
目次
第一部 魂の燃焼へ(「読書」が人をつくる;日本人の「魂」をとり戻せ;「横野郎」なんかになるな;自分の「垂直」を立てよ;目覚めよ、日本人)
第二部 俺たちは、読書が死ぬほど好きなんだ!(読書から人生の本質をつかむ;わかろうとするな、友達になれ)
著者等紹介
執行草舟[シギョウソウシュウ] 
昭和25年、東京生まれ。立教大学法学部卒。著述家、実業家。生命の燃焼を軸とした生き方を実践・提唱している生命論研究者。また、独自の美術事業を展開しており、執行草舟コレクション主宰、戸嶋靖昌記念館館長を務める。蒐集する美術品には、安田靫彦、白隠、東郷平八郎、南天棒、山口長男、平野遼等がある。魂の画家・戸嶋靖昌とは深い親交を結び、画伯亡きあと全作品を譲り受け、記念館を設立。その画業を保存・顕彰し、千代田区麹町の展示室で公開している
清水克衛[シミズカツヨシ] 
昭和36年、東京生まれ。書店「読書のすすめ」代表、逆のものさし講主宰、NPO法人読書普及協会顧問。大学在学中、暇つぶしのために読んだ司馬遼太郎『竜馬がゆく』第5巻との出会いがきっかけで、突如読書に目覚めるとともに、商人を志す。大手コンビニエンスストアの店長を10年務めたのち、平成7年に東京都江戸川区篠崎で小さな書店を開業。「10年や20年前の本でも、大正時代に書かれた本であっても、その人が初めて読む本はすべて新刊」という信条のもと、常識にとらわれない知恵と情熱で商いを続けた結果、全国からお客さんが訪れる繁盛店となる。令和7年6月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

              
              
              
              

