出版社内容情報
『もうじきたべられるぼく』(中央公論新社)著者が贈る、見捨てられた子犬が、やがて人を救う存在へと変わっていく奇跡の物語。
「おいらにあしたはないかもしれない」
必要とされず、愛されなかったちいさな犬は、処分寸前で助けられ、災害救助犬となる――。
ある日、大地震が起き、ひとりの少女がガレキの下敷きに。
一度は希望を失った犬だったが、
今度は希望を与えに、
今日もどこかでだれかを助けに行く――。
「自分なんて…」と思うあなたに、
そっと寄り添い、抱きしめてくれる物語。
もし、あしたも生きられたら、何をする?
【目次】
内容説明
もう、だいじょうぶ。おいらがきみをみつけるよ。30万部突破『もうじきたべられるぼく』の著者が贈る、「自分なんて」と思うあなたに寄り添う物語。
著者等紹介
もりのきつね[モリノキツネ]
作家・イラストレーター。1997年兵庫生まれ。国際基督教大学卒業。すべての人にオーダーメイドの絵本を届けることを夢見て、現在はパーソナライズ絵本出版社で修行中
はせがわゆうじ[ハセガワユウジ]
イラストレーター。広告、出版の仕事を幅広く手掛ける。画材は色鉛筆、クレヨン、ボールペン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
125
はせがわゆうじ、7作目です。表紙絵に魅かれて、読みました。献身的な犬の物語、シンプルながら、心にに沁みるストーリーだWAN🐕🐕🐕 https://www.j-n.co.jp/ashitahaikitai/2025/09/23
ぐりーん
4
表紙の悲しそうな犬の目にひかれて手を取りました。 題名も深刻な感じです。 世の中には、せっかく生まれてきても、生きていられない動物たちがたくさんいるんでしょうね。 辛いです。 少しでも長く幸せに生きられますように、と願うばかりです。2025/09/25