出版社内容情報
大使館だけ、警察も手出しできない。
『VIVANT』監修者・元公安警察官が明かす、
スパイ、ヤクザ、密輸業者が集う“闇の社交界”の実態。
本書は、警視庁公安部の「大使館リエゾン(連絡係)」として勤務していた著者が、実体験に基づいて明かす、大使館という特殊な空間の“現実”を克明に綴った一冊です。外交特権に守られ、日本の法律が及ばない「治外法権」の空間で、どのような問題が起き、警察はどのように対応するのか。
カジノ運営や偽札密輸、薬物の取引、痴漢や盗撮など、大使館や外交官が関与する数々のスキャンダルを実録形式で紹介。外交の世界に潜む「犯罪が許されてしまう構造」を告発しつつ、警察官であるリエゾンの奮闘を描いたノンフィクションです。
現代日本の中に存在する“日本でない場所”――この本は、読者にとって「法律とは何か」「正義とは何か」を問い直すきっかけにもなります。
【目次】
内容説明
大使館だけ、警察も手出しできない。『VIVANT』監修者・元公安警察官が明かす、スパイ、ヤクザ、密輸業者が集う“闇の社交界”の実態。
目次
序章 リエゾン
第一章 大使館に群がる悪いやつら
第二章 異国で羽を伸ばす外交官
第三章 大使館への「浸透」はなぜ必要か
第四章 大使館は各国事情を映す鏡
第五章 リエゾン・インテリジェンス
著者等紹介
勝丸円覚[カツマルエンカク]
1990年代半ばに警視庁に入庁し、2000年代はじめから公安・外事分野での経験を積んだ。数年前に退職し、現在は国内外でセキュリティコンサルタントとして活動している。TBS系日曜劇場『VIVANT』では公安監修を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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