出版社内容情報
「国分寺崖線」を擁する多摩・武蔵野エリアは、都心と異なるおもしろさ! 「多摩武蔵野スリバチ学会」会長&「東京スリバチ学会」会長による、標高50mのオアシス、崖線と湧水、里山系スリバチを行き来するエリアガイド! 聖蹟桜ヶ丘と多摩センター・長山2エリアと、60×45cmの大判「スリバチ地図」を新たに加えて完全アップデート!
●美しい凸凹地図でエリアの地形を感覚的に把握できる
●歩いているだけではわからない地域の歴史を深掘り解説
●谷、丘、ポイント…歩くときにおおいに参考になるエリア紹介と詳細地図
■武蔵野台地のオアシス
1 標高50mラインのオアシス1[井の頭池・善福寺池]
2 標高50mラインのオアシス2[三宝寺池・大泉井頭池]
3 連続する谷[深大寺]
■スリバチが紡ぐ武蔵野の素顔
4 連続する窪地[小金井]
5 国分寺崖線とハケが紡いだ悠久の歴史[国分寺]
6 谷のなかに谷、湧水の町[東久留米]
7 水と歴史の交差点[東村山]
■段丘崖が奏でる武蔵野の魅力
8 府中崖線とともに[府中]
9 二つの崖線[国立・立川]
10 水と段丘[羽村]
11 山と台地の出会い[青梅]
■スリバチ地形を楽しむフロンティア
12 坂の町[八王子]
13 里山とニュータウン[稲城]
14 聖地と歴史の丘と谷[聖蹟桜ヶ丘]
15 時代をつなぐニュータウン[多摩センター・永山]
16 台地の谷戸・丘陵の谷戸[町田]
17 地形と水が織り成す「水の郷」[日野]
内容説明
いざ、地形散歩のパラダイスへ。17エリアのスリバチ地形を歩く!井の頭池・善福寺池/三宝寺池/深大寺/小金井/国分寺/府中/国立・立川/八王子/聖蹟桜ヶ丘/多摩センター/町田etc.標高50mのオアシス、崖線と湧水、里山系スリバチ…。特大60cm×45cmスリバチ地図つき。
目次
1 多摩・武蔵野の「スリバチ」とは―東京中西部のスリバチ概論(都心よりも複雑で壮大な地形の魅力)
2 多摩・武蔵野の「スリバチ」を歩く(武蔵野台地のオアシス;スリバチが紡ぐ武蔵野の素顔;段丘崖が奏でる武蔵野の魅力;スリバチ地形を楽しむフロンティア)
著者等紹介
真貝康之[シンガイヤスユキ]
多摩武蔵野スリバチ学会会長。1958年東京都生まれ。北沢川と仙川の谷で育ったのがスリバチの原点。2011年、東京スリバチ学会のフィールドワークに参加。多摩武蔵野エリアで自ら主宰して活動したいという野望に目覚め、皆川会長に申し入れ、2014年に多摩武蔵野スリバチ学会を設立。この地域の変化に富んだ地形に着目したフィールドワークと野外講座を続けている
皆川典久[ミナガワノリヒサ]
東京スリバチ学会会長。1963年群馬県前橋市生まれ。2003年、ランドスケープ・アーキテクトの石川初氏と東京スリバチ学会を設立。谷地形に着目したフィールドワークを東京都内で続けている。専門は建築設計、インテリア設計(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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