出版社内容情報
逃げるのは悪いことだと思っていませんか?
逃げるのが上手い人は、頭が良い人ですよ?
「逃げる」は、一般に弱さや失敗の象徴とされがちですが、実はこれこそが最強の生存戦略かもしれません。本書『逃げ上手は生き方上手』では、そんな一見ネガティブな「逃げる」という行為がいかにして私たちの人生においてプラスの力を発揮するかを、斬新かつ痛快に展開していきます。
日々の生活において、我々は数え切れないほどのストレス、挑戦、そして時には過酷な人間関係に直面します。こうしたプレッシャーの中で「立ち向かうべきだ」という社会の期待に応えようとすることが常ですが、それが本当に賢い選択でしょうか?
本書では、逃げることの科学的な利点、心理的な恩恵を明らかにし、逃げることが如何にして私たちの心を救い、さらなる成功へと導くかを力強く語ります。
たとえば、職場での不可能な期限や、過度な責任感から「逃げる」ことは、精神衛生を保つ上で極めて合理的な選択です。逃げることでリフレッシュし、創造力や生産性を最大限に高めることができます。さらに、逃げることで自己保護の本能を活かし、将来的な更大な災害から自己を守ることが可能になります。
歴史を見れば、戦略的に「逃げる」ことで大局を保ち、最終的に大きな成功をおさめた人物は数多くいます。この本は、そうした人物たちのエピソードを通じて、「逃げる」が単なる怯えた行為ではなく、計算された戦略であることを示します。真の勇者は無鉄砲に立ち向かうのではなく、時には戦略的に後退して大きな図を描くのです。
『逃げ上手は生き方上手』は、あなたがこれまで持っていた「逃げる」という行為に対する認識を根底から覆すでしょう。この一冊を読めば、あなたも「逃げる」ことの真の価値を理解し、より賢く、より幸せに、そしてより健康的に生きる方法を見つけることができるはずです。さあ、勇気を持って「逃げる」を選び、未来への新たな一歩を踏み出しましょう。
【目次】
第一章 逃げるは恥でもなく役に立つ
第二章 こんな逃げ方を知っていますか
第三章 「逃げられないこと」からどう逃げるか
第四章 「逃げてはいけないとき」はあるのか
第五章 逃げてこそ手に入る安心と幸せ
内容説明
嫌な仕事、嫌な人間関係、年齢の壁からの逃げ方。頭が良い人は、楽な方法を使える人。
目次
第1章 逃げるは恥でもなく役に立つ(生真面目さから逃げてはどうですか;逃げられなくて適応障害(新型うつ)になった人たち ほか)
第2章 こんな逃げ方を知っていますか(苦手なことから逃げる仕事術;全部の仕事をしようとする人はバカ ほか)
第3章 「逃げられないこと」からどう逃げるか(苦しい受験勉強からは逃げるべし;介護からはこう逃げたらいい ほか)
第4章 「逃げてはいけないとき」はあるのか(「見た目」「外見」から逃げなければ老化防止になる;「逃げること」ができないのは自分に自信がないから ほか)
第5章 逃げてこそ手に入る安心と幸せ(なぜ日本人は逃げるのが下手なのか;「選ぶ力」の裏には「逃げる力」あり ほか)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在、ルネクリニック東京院院長。高齢者専門の精神科医として30年以上活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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