なぜ、沢田研二は許されるのか

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なぜ、沢田研二は許されるのか

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  • サイズ 46判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408650746
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0076

出版社内容情報

「己を貫く強い人」か「融通が利かない頑固者」か?
ジュリーの活動から「自己を更新する生き方」を考える。

昭和、平成、令和と三時代を経て、
世の中の価値観は大きく変わった。
アナログからデジタルへ。
競争社会から多様化の時代へ――。
昭和時代に良しとされていた
競争心や野心、責任感は、
いまや下手をすれば「モラハラ」「パワハラ」と糾弾される。

過度のプライドや
「昔は良かった」的な過去の栄光に執着する成功体験は、
もはやシニア世代にとって、取扱要注意の遺物となった。

そんななか、現在も雄々しくステージに立ち、
同世代だけでなく、
若者からも喝采を受けるアーティストがいる。

ジュリーこと、沢田研二さん。

全盛期を過ぎた(と多くの人が思い込んでいた)彼が、
2023年6月25日、世間の注目を集めることとなる。

この日、彼の75歳の誕生日当日に行われていたのが
『LIVE2022- 2023「まだまだ一生懸命」
ツアーファイナル バースデーライブ』だった。
会場となったさいたまスーパーアリーナのチケットは、
1万9000枚が完売していた。
WOWOWによるライブ中継も相まって、
Twitter(現・X)には「#沢田研二」がトレンド入り。
そのパフォーマンスへの賛辞と、
興奮冷めやらぬツイートが途切れることはなかった。
  (プロローグより一部編集・抜粋)
 ===

 この時からさかのぼること5年、
 同じさいたまスーパーアリーナでのコンサートを
 観客動員数の少なさを理由に
開始数時間前に中止したことは
 当時センセーショナルに報じられた。

 そこから見事な復活劇、
 そして、75歳にしてブーム再来。
 
 彼の活動の軌跡から、
 いくつになっても
 「現在進行形の人生」の
 あり方を考える。

【内容紹介】
プロローグ 「沢田研二」を読み直す
第1章 全盛期に培った美学
第2章 愛される理由
第3章 トライ&エラーをいとわない
第4章 老いを生きる・老いを楽しむ
第5章 仲間とともに生きる
エピローグ なぜ、ジュリーは許されるのか

内容説明

「己を貫く強い人」か「融通が利かない頑固者」か?歌手として一生懸命、自分の主義を貫くのにも一生懸命、仲間とつながり続けるのも一生懸命。評価が上がろうが下がろうが―。ジュリーの活動から「自分を更新する生き方」を考える。

目次

プロローグ 「沢田研二」を読み直す
第1章 全盛期に培った美学(GSブームと政治の季節;安井かずみとの化学反応 ほか)
第2章 愛される理由(『ザ・ベストテン』と沢田研二;ナンバーワンもオンリーワンも目指す ほか)
第3章 トライ&エラーをいとわない(沢田研二だけにしかできない挑戦;30代からのイメージチェンジ ほか)
第4章 老いを生きる・老いを楽しむ(年相応の役を演じる;融通の利かない父親像 ほか)
第5章 仲間とともに生きる(青春時代に戻れる仲間;「昭和の思春期」をともに過ごす ほか)
エピローグ なぜ、ジュリーは許されるのか

著者等紹介

田中稲[タナカイネ]
J‐POPコラムニスト。1969年生まれ。大阪の編集プロダクション・オフィステイクオーに所属し、昭和歌謡・J‐POP・ドラマ、世代研究を中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

161
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。私は、沢田研二のファンではないので、1970・80年代の全盛時代しか知りませんが、本書で彼の凄みを知りました。還暦LIVE6時間半80曲、前人未到です♪ しかしジュリーがジュリーでないことを初めて知りました(笑) このレビューは、時の過ぎゆくままにを聴きながら書きました♪ https://www.youtube.com/watch?v=ra5U80IZ1yk https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-65074-6/2024/08/10

O-chami

2
「己を貫く強い人」か「融通が利かない頑固者」か? 評価が上がろうが下がろうが、歌手として一生懸命、自分の主義を貫くのにも一生懸命、仲間と繋がり続けるのも一生懸命だったジュリー。“ヒットを重ねる全盛期”〜“露出を抑えトライ&エラーの時期”〜“老いを重ねながらもそれを楽しむ日々”の活動から「自分を更新する生き方」を考えさせます。ザ·タイガースの復活は、仲間と再会し共に過ごせる事は決して当たり前でなく、どれだけ奇跡的な事なのかを教えてくれた尊い出来事でした。BGMは「時の過ぎゆくままに」🎶~「誓いの明日」🎶2024/07/08

キュー

1
沢田研二さんはザ・ベストテンの常連だった頃しかよく知らないんだけど、その前やその後に結構頑張ってたんだな〜という事が知れて良かった。まぁ沢田研二さんというよりは著者の思いや感想が強く出過ぎた本という印象もあるけどそれだけ沢田研二さんが好きなんだなぁと分かるから許せるかな。 高齢者の話とか色々と自分も考えされられる部分もあり面白かった。若宮正子さんの「物忘れなんて、どんどんしちゃっていいんです。毎日のスケジュールもだれかとの約束も、全部コンピュータに覚えといてもらえばいいんだから!」この考えでいきたい。2024/08/18

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