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出版社内容情報
「百貨店ワルツ」から6年、マツオヒロミ待望の新刊
いつの時代も雑誌はときめきと憧れに溢れていた――。
創刊100周年を迎える女性誌「RONDO」という設定で
それぞれの時代を彩ってきたファッション誌の記事や広告、
そして関わった人々のエピソードをイラストや漫画で描く
オールカラーのコミック&イラスト集。
古い時代の海外や日本のファッション誌から
マツオヒロミが受けたインスピレーションとワクワク感を、
虚構の雑誌「RONDO」という形にして表現しました。
そして何より、マツオヒロミの雑誌カルチャーへの
熱い思いと応援の気持ちが込められています。
The ladies’graphic magazine【RONDO】, a fictional creation of Hiromi Matsuo.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくりや
26
可愛い〜!!マツオヒロミさんのお洒落なレトロファッションが好き、甘くて清純で艶っぽくて棘のある女の子が好き。架空の雑誌『RONDO』の創刊から現在までを追うという切り口も斬新で楽しかった。雑誌の刊行時期に合わせて絵の色味やキャプションのフォント、文体も変わっていくという凝りっぷり……。何度見ても見足りない、ずーっと手元に置いておきたい作品だと思う!2022/12/01
たつたあお
20
大正時代に創刊され、今現在も刊行されている架空の雑誌「マガジンロンド」。 「本の中に雑誌が収録されている」という面白い形になっている。どのページもその時代その時代のおしゃれや夢、憧れがぎゅっと詰まっていて、宝石箱をのぞくようなわくわく感がある本です。イラスト自体やページのデザイン、服のコーディネートもすてきだし、それぞれの時代に合わせたキャプションやフォント、メイクの変遷も面白い。戦争直後は紙質が悪いので、ざらついたイラストになっていたり、細かいところまで作りこまれた本です。2023/04/23
miaou_u
19
架空の雑誌『RONDO』の戦前から現代にかけてのファッションシーンを、マツオヒロミさんが豪華絢爛に、可憐に描かれた、情熱の詰まった作品集です。いやぁ、、、もう、可愛い素敵美しい、語彙力を無くしますが、もはや、そこに言葉は要らない。ファッションやメーキャップという芸術への憧れは、昔も今も変わらない。コミックスコーナーのストーリーには、かつての少女たちの憧れが結実した青春が息づいて、目頭が熱くなります。私は、映画からインスピレーションを得た作品に特に飛びつきました。うっとり、ずっと眺めていられます♫2023/01/17
はるき
11
図書館で何気なく借りてきた本。素晴らしい夢を描いていました。架空の雑誌の歴史を紐解くという設定がいいし、雑誌に影響された女性たちの描写が素晴らしい。素敵な作家と出会いました。2023/07/02
ちゃむん
11
ただのイラスト集ではなく、創刊100周年を迎える架空の雑誌「RONDO」という設定で送る…というのがもう脱帽過ぎる。各時代のファッションっぽく見せて細部まで凝ってて本当にマツオヒロミさんという存在を知ってて良かった!!ありがとうございます!という1冊2023/06/07