内容説明
一流と二流というのと、AとBというのは、ちょいとばかりニュアンスが違うのである。つまり、Bというのは、言ってみれば、Aを引き立てるための存在でもあったり、内容的には、Aよりも深く、Aよりも太く、Aよりもチャーミングなのだと言えなくもない。これはB級の魅力を語るカルチャー・ブックです。
目次
ビギン・ザ・B―B・カルチャーのすすめ(細越麟太郎)
B級活劇映画俳優の栄光(宍戸錠)
ロックは、そもそもB級である(鏡明)
憧れのBホテルを探して―スモール・ホテルへの夢の旅(細越麟太郎)
愛すべき駄目オトコ(残間里江子)
B級的回想的旅日記(東条忠義)
永遠の春休み―ユーミンのB面(松任谷由実;細越麟太郎)〔ほか〕