内容説明
東日本にチェーン店を展開するジュエリー会社の社長が、刃物で何度も刺されて殺された。現場は札幌で、会社のイベントが行われる予定だったホテルの一室。イベントに同行した社長秘書の塚本珠代と宮之原警部が、さっそく捜査に乗り出すが、容疑者として浮かび上がったのは、なんと7年前に自殺した男。その男は当時、銀行で起きた横領事件に関係していたことも判明する。そして、さらなる惨劇が。さわやかな初夏の北海道を舞台に残虐事件に宮之原警部が颯爽と切り込む。長編旅情ミステリー。
著者等紹介
木谷恭介[コタニキョウスケ]
1927年、大阪生まれ。私立甲陽学園卒。浅草の劇団「新風俗」、「三木トリロー文芸部」などを経て、ルポライターとして活躍。1977年頃より風俗営業の女性を題材とした小説で一躍注目を浴び、その後、旅情ミステリーの分野に進出。2012年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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