内容説明
色の数だけトリックがある。短編の名手が織りなす密室ミステリーの醍醐味。
著者等紹介
佐野洋[サノヨウ]
1928年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、新聞社勤務。1958年「週刊朝日」と「宝石」共催コンクールで『銅婚式』が入選し作家デビュー。1964年『華麗なる醜聞』で日本推理作家協会賞を受賞。1997年には第1回日本ミステリー文学大賞を受賞。短編ミステリーの名手として知られ、その数は1000編を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はんげつ
3
密室モノの重厚な謎解きと佐野洋の軽妙洒脱さとが見事に両立していて、軽いのに薄くない、実に読みやすく面白い佐野洋密室作品集でした。ページ数の都合なのかはっきりと真相を示さずぶつ切りで終わっていてびっくりするものもあったのですが、捜査と推理によって徐々に霧が晴れて視界が良好になっていく気持ちよさを安定して提供してくれるのがさすがという感じです。特に連れ込み旅館で他殺死体が発見される「黄の誘惑」はとてもいいですね。連れ込み旅館で他殺死体が発見されるミステリ最高!2019/07/07
よっち
1
次々と密室が登場する短編集。多作の作家さんで、それでも、1本1本に目新しさ、新鮮さを感じます。タイトルにはストーリーに絡んだ色の名前が使われていて、読み終えた後に改めてなるほど、なるほど。佐野さんの文庫本は未読のものがまだまだたくさん手元にあるので、どんどんいきたいと思います。2015/05/23
ユウ
0
完全犯罪は崩される
こすも
0
古い。35年前の作品だもんね。でも、たまには短編ミステリも楽しい。2011/12/02
コマンドー者
0
現実派のミステリーが得意な佐野氏には珍しい、密室トリックもの短編に拘った作品集。突出したトリックなどはないが、手堅い作りで安定して楽しめる。2023/12/10
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- 和書
- 芭蕉の花咲く庭