内容説明
日本人のフリーカメラマン、四月一日眞が取材先のコロンビアの港で船への荷積み作業を撮影していたころ、ニューヨーク市警では、ハドソン河で発見された殺人死体の捜査が始まっていた。のちにこの二つの出来事は、コロンビアとアメリカにまたがるコカイン密売のシンジケートとかかわりがあることが判明する。ニューヨーク市警の警部に協力することになった四月一日を狙って、シンジケートの暗殺者たちの銃口が向けられる―。
著者等紹介
柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
1942年愛知県生まれ。65年、慶応義塾大学法学部政治学科卒業。在学中より海外を歩き61年コンゴ動乱、62年のアルジェリア戦争、70年からはインドシナで対ゲリラ戦争を戦った。86年より作家に転じ、軍事史関係、冒険小説、歴史小説をはじめ、幅広い分野の作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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