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Joy novels
死者からの童唄

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  • サイズ 新書判/ページ数 307p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408604732
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

わたしを影に、するものは、親死ね子死ね…その不吉な童唄を耳にした翌日の夜、兄の愛人の女性から電話で呼び出された沢野由布子は、約束の場所で母親の死体を発見する。だれかに腹を刺されて殺されたらしい。母親は、前の日に由布子が着ていたものと同じ服を着ていた。犯人は、由布子と母親を間違えて殺したのだろうか。由布子の家は近江八幡で200年近くも続く古い造り酒屋で、後継ぎをだけにするかでもめている最中だった。事件はそのこととも関係があるのか。地元の警察から相談を受け、宮之原が捜査に乗り出す―。

著者等紹介

木谷恭介[コタニキョウスケ]
1927年、大阪生まれ。私立甲陽学園卒。浅草の劇団「新風俗」、「三木トリロー文芸部」などを経て、ルポライターとして活躍。1977年頃より風俗営業の女性を題材とした小説で一躍注目を浴び、その後『赤い露の殺人行』で旅情ミステリーの分野に進出。近年は宮之原警部が活躍するシリーズが人気を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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