Joy novels
ウイグルの叛乱

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  • サイズ 新書判/ページ数 217p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408604077
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

作家の彦坂和彦は、太平天国の乱をテーマにした作品を執筆するため中国へ取材旅行に出かけた。上海で新彊省出身の若い女性と知り合い、一緒に南京へ行くことになる。彼女は、北京政府からの分離独立を求めるテロリスト・グループの活動家だった。共感した彦坂は、彼女たちの計画に協力する約束をする。なんとその計画とは、2008年の北京オリンピックを中止させるべくメインスタジアムを爆破する、というものだった。公安の追跡を逃れながら、いよいよ実行の日が近づく―。

著者等紹介

柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
1942年愛知県生まれ。65年、慶応義塾大学法学部政治学科卒業。在学中より海外を歩き61年コンゴ動乱、62年のアルジェリア戦争、70年からはインドシナで対ゲリラ戦争を戦った。86年より作家に転じ、軍事史関係、冒険小説、歴史小説をはじめ、幅広い分野の作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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y

0
小倉の図書館で読んだ。ちょうど映画『図書館戦争』のクランクインの日だったようで、図書館入り口前には岡田准一さん目当てらしい女性たちのギャラリー、建物付近には迷彩服の衣装を着た俳優さん(?)たちがいた。2015/01/04

reeree

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ウイグルの実態を知ってこれはもうテロ行為もやむなし、と思いテロ活動に協力する事になった日本人作家の話。主人公が知ったウイグルでの弾圧や虐殺等の様子の描写があれば読者の共感も得やすいと思うのですが、そんな事はいちいち説明しなくても皆知ってるだろうって事で書かなかったのでしょうか。ウイグル独立を目指すテロ組織には漢人も参加していたりします。ウイグルだけでなく中国の他の問題にもさらっと触れてますね。2009/08/22

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