内容説明
旅行代理店『WTA』の美代川麗子は、南栃木一帯の蕎麦の里と名所をめぐる『思川蕎麦の里めぐり 2泊3日の旅』を添乗し、栃木市に向かった。ツアー参加者は全部で13人。初日は順調にツアー行程を消化していったが、2日目、参加者のひとりが、ホテルのバスタブのなかで死んでいるのが発見された。殺されたのはファミリーレストランの店長・片桐だった。死因は絞殺。なぜ殺してからバスタブに沈めたのか?不審に思った美代川が調べ始めるが、なぜか会社の人間はだれも片桐の過去を知らないと言う―。
著者等紹介
金久保茂樹[カナクボシゲキ]
1947年、東京生まれ。紀行作家、料理評論家などを経て、1999年『龍の道(ドラゴンレール)殺人事件』(祥伝社)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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