内容説明
表の顔はプール・バーのオーナー、唐木田俊、38歳。2年前に地裁の判事をやめ、いまは、法廷では裁くことのできない極悪人たちを非合法の手段で密殺するグループを組織している。ある夜、店の常連客の社会派ルポライターが怪しい車にひき逃げされ、運ばれた病院で死亡した。事件に悪の陰謀を嗅いだ唐木田は、仲間とともに真相究明に乗り出す。すると、広域暴力団の企業舎弟の背後に、意外な大物がつながっていることがわかった。唐木田たちの怒りが燃える。
著者等紹介
南英男[ミナミヒデオ]
昭和19年、東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経て作家活動に入る。青春小説のベストセラーを次々と発表した後、サスペンス・アクションやハード・ピカレスクを中心とした作品で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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