内容説明
夕刊サンの記者・可能克郎は、編集長の命令で仙台に出張することになった。そこで民政党次期党首の呼び声高い大物政治家・南条とその美女参謀・大塔寺燃を取材する予定だったのだが、ふたりとも捕まらない。仕方なくホテルの自室に戻った克郎が、ふと目覚めると浴室に真っ赤なチャイナドレスを着て女装した美少年の死体!!そこにやってきた燃の妹・倫と共に死体担いで逃げ出す羽目になった克郎は、その上殺し屋に狙われて―はたして克郎の運命は。
著者等紹介
辻真先[ツジマサキ]
名古屋市に生まれる。NHKのプロデューサー、脚本家を経て作家デビュー。『アリスの国の殺人』で日本推理作家協会賞受賞。「迷犬ルパン」シリーズ(光文社)で人気を博し、また旅行作家としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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