内容説明
京都・四条西洞院で、東京から観光にきた女子大生二人が殺人事件に遭遇。通報を受け、すぐにパトカーが現場に駆け付けたが、死体は忽然と消えていた。翌朝、大原三千院の近くで、地元の高校教師、根岸夏樹が他殺死体で発見される。前夜の事件と関係があるのか?さらに、根岸の通夜に出かけたまま行方不明になっていた女子高生も、京都近郊で殺害された。宮之原警部が解明に乗り出すと、意外にもその真相は…。
著者等紹介
木谷恭介[コタニキョウスケ]
1927年、大阪生まれ。私立甲陽学園卒。浅草の劇団「新風俗」、「三木トリロー文芸部」などを経て、ルポライターとして活躍。1977年頃より風俗営業の女性を題材とした小説で一躍注目を浴び、その後『赤い露の殺人行』で旅情ミステリーの分野に進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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