内容説明
大物政治家の豪邸で開かれたパーティ会場で、毒殺事件が発生した。殺されたのは、政治家の長男・芳樹。彼は父親の地盤を継いで次の選挙に出馬する予定だったが、以前から匿名の脅迫状が送られていたらしい。芳樹の妻・順子の友人としてパーティに招かれていた女性刑事・島野理絵が現場に立ち会っていた。捜査陣は順子に疑いをかけたが、理絵は納得がいかない。先輩刑事・八木沢とともに真相解明に乗り出す―。
著者等紹介
大谷羊太郎[オオタニヨウタロウ]
1931年生まれ。慶応大学在学中にプロミュージシャンになり、中退。以後20年間を芸能界で過ごす。1970年『殺意の演奏』(講談社)で江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業
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