内容説明
小劇場演劇のユニット「神戸パラダイス」が公演することになっている姫路城の広場で、劇団の主宰者・永山篤史が死体で見つかった。発見者の桝形浩人は永山とは大学の同級生で、いまは松山で劇団活動をしているが、この日の公演を見るために姫路にきていたのだった。警察の実況検分がつづくなか、公演は予定通り行われた。ところがその舞台を見た桝形は、驚きと怒りで身を震わせた。なぜかといえば…。
著者等紹介
大野優凛子[オオノユリコ]
愛媛県出身。ライオンズクラブ事務局、人材派遣コーディネーターを経て『翠の月』でデビュー。地元テレビにコメンテーターとして出演、愛媛新聞にエッセイを連載、南海放送ラジオパーソナリティを務めるなど、多方面にて活動中
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