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Joy novels
弔い島殺人ステージ

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408602417
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

目の不自由な主人公を実体験しようと自らマスクで目をふさぎ、離れ小島・とむらい島へでかけた推理作家・高篠英麗奈。ところが、翌日、英麗奈とともに島へ渡った編集者・浅田が殺害されてしまう。島に残る海賊伝説同様、崖から突き落とされ竹に串刺しにされるという残忍な殺され方で、しかも、現場周辺にはハイヒールのあとが。だが、島には女性は英麗奈以外にいないはず…。犯人と疑われ思わず逃げ出した英麗奈だが、マスクの鍵は浅田がもったまま!絶体絶命の危機が迫る。

著者等紹介

辻真先[ツジマサキ]
名古屋市に生まれる。NHKのプロデューサー、脚本家を経て作家デビュー。『アリスの国の殺人』で日本推理作家協会賞受賞。「迷犬ルパン」シリーズ(光文社)で人気を博し、また旅行作家としても活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

二分五厘

7
正統派サスペンスと銘打ってありますが……う~ん。自分の新しい小説の主人公の感覚を実体験するために、設定と同じ全頭マスクで目をふさぐ。それを伊豆の孤島・弔い島で、たまたま同席した見ず知らずの男達の前でやってしまった推理小説家・高篠英麗奈。鍵を持つ編集者浅田が殺されたために島を逃げ回る羽目に。ヒロインが自己中で行動力ありすぎ美女なんでサスペンス感が皆無なんですが。一緒に島にいた男達も小者感が半端ないし。どう納めるかにかえってハラハラした。2015/06/11

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