内容説明
アラスカを占領し北極圏ルートを確保した日本軍は、これによりV1、V2ロケット技術をドイツから入手、大型噴進弾の開発に成功する。さらに海戦で損傷した戦艦伊勢、日向、扶桑、山城を、急遽ミサイル戦艦に改装し、カリブ海へ向けて出撃させる。標的はパナマ運河。アメリカ産業界が総力をあげて建造した最新鋭艦の、太平洋回航を阻止するのが目的だった。一方陸軍航空隊はアラスカに集結、最終決戦のための極秘作戦を開始する。
著者等紹介
高貫布士[タカヌキノブヒト]
神奈川県出身。1956年生まれ。学生時代に軍事評論家小山内宏氏、航空評論家青木日出夫氏らが創設した軍事学セミナーで軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト・作家として活動。著作はノンフィクション、フィクションを問わず多数
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