出版社内容情報
旅する魔女と、人々との絆。
それは温かく、強く、優しい――
魔女や魔法使いが存在するこの世界に、紅という名の魔女がいた。
紅は祈りとともに小さな奇跡を起こし、永い命を少し削っては大きな魔法を使う。
旅先で出会った母子を癒やし、夫を喪った妻の次の一歩への背中を押し、家出娘たちの門出に祝福を与え――その交流の中で紅も探すのだ。自らの「生きる意味」というものを。
そしてまた、魔女は旅を続ける。傍らに「小さな奇跡」を携えて……。
最後はきっと、泣いてしまう――
ヒューマンドラマの俊英・沖田円が紡ぐ、最高に切なく温かい4つの感涙ストーリー!
【目次】
内容説明
魔女や魔法使いが存在するこの世界に、紅という名の魔女がいた。紅は祈りとともに小さな奇跡を起こし、永い命を少し削っては大きな魔法を使う。旅先で出会った母子を癒やし、夫を喪った妻の次の一歩への背中を押し、家出娘たちの門出に祝福を与え―その交流の中で紅も探すのだ。自らの「生きる意味」というものを。切なさの名手が紡ぐ、感涙の物語!
著者等紹介
沖田円[オキタエン]
愛知県安城市出身。2012年『一瞬の永遠をキミと』でデビュー。2018年には、『千年桜の奇跡を、きみに~神様の棲む咲久良町~』(原題『咲久良町シンフォニー』)がポプラ社ピュアフル小説大賞で金賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
35
私はこの魔女が好き。このお話に出てくる人たちも好き。最後の展開も予想していなかったので嬉しかった。【雲雀坂の魔法使い】も読んでみようかな♪2025/09/15
えつ
14
旅をする魔女の紅と旅先で出会う人々との絆を、読みながら感じた。最初は失礼な魔女だと思ったけど、どんどん紅のことが好きになっていく。時を経ての再会はとても胸熱だったな。最後の展開が好きだった。姉妹編には翠も出てくるみたいだから、そちらも読みたい。2025/09/24
ぐっちー
7
先行作品があるのは知りつつも、直接的なつながりはないと聞き、こちらから読んだ。魔法使いや魔女が希少ながら実在するという世界観。長い時を生きる彼女たちは旅をしながら、出会った人間と短い時を過ごす。サクサク読めて、期待を裏切らない安心して読める短編集。2025/09/21
ICHI (atomic)
6
魔女や魔法使いが存在するこの世界に、紅という名の魔女がいた。祈りとともに小さな奇跡を起こし、永い命を少し削っては大きな魔法を使う 八重子さんの物語好き😭翠が登場して一緒に瑠璃の話をしてるのは勿論、紅の粋な計らいがたまらん✨そして歳月を経ての物語も良い2025/09/18
fukui42
5
寝る前に読んだのがピッタリ。心安らぐ。2025/11/23




