実業之日本社文庫<br> 図書室のはこぶね

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実業之日本社文庫
図書室のはこぶね

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784408559544
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

10年ぶりに返却された本の謎――
「はこぶね」のような図書室がつなぐ〈本と人〉の物語

10年前に貸し出されたままだったケストナーの『飛ぶ教室』は、なぜいま野亜高校の図書室に戻ってきたのか。体育祭を控え校内が沸き立つなか、1冊の本に秘められたドラマが動き出す。未来はまだ見えなくても歩みを進める高校生たちと、それぞれの人生を歩んできた卒業生たち――海を見渡せる図書室を舞台に描く、感動の青春小説!

第71回「青少年読書感想文全国コンクール」課題図書『銀河の図書室』の原点の物語

解説/松井ゆかり
装画/カシワイ


【目次】

内容説明

「はこぶね」のような図書館がつなぐ“本と人”の物語。10年前に貸し出されたままだったケストナーの『飛ぶ教室』は、なぜいま野亜高校の図書室に戻ってきたのか。体育祭を控え校内が沸き立つなか、1冊の本に秘められたドラマが動き出す。未来はまだ見えなくても歩みを進める高校生たちと、それぞれの人生を歩んできた卒業生の航路が交わり―海を見渡せる図書室を舞台に描く、感動の青春小説。

著者等紹介

名取佐和子[ナトリサワコ]
兵庫県生まれ。明治大学卒業。ゲーム会社勤務の後に独立し、2010年『交番の夜』で作家デビュー。著書に第5回エキナカ書店大賞を受賞した『ペンギン鉄道 なくしもの係』ほか多数。本作と同じ野亜高校が舞台の『銀河の図書室』は、2025年第71回「青少年読書感想文全国コンクール」【高等学校の部】課題図書に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

33
とても熱中できる本で寝がけに読んで寝落ちしなかったのは久しぶり。この数年未来の話と思われる『銀河の図書室』を先に読んでしまったことによる個人的な謎解き要素もあって十二分に楽しめた。読む順が逆になったのはそれも一興と思うが解説の松井さんと同じように『銀河』を再読し、そしてその後は「幸せな永久運動」に陥りそうだ。2025/08/19

mayu

30
体育祭で行われる"土曜のダンス"が伝統の高校が舞台。バレーボール一筋だった百瀬が友人の代わりに1週間図書委員をやる事になり、一冊の本に隠された謎を追っていく…。体育祭の準備とか部活とか委員会で初めて会う同級生とか、あぁ青春!!青春ものってあんまり読まないけど、ミステリー要素もしっかりあって読みやすい。自分の好みの本に導いてくれる検索機使ってみたいなぁ。作中に沢山本が出てくる所も魅力で、高校生に是非読んでほしい。高校生の自分の力で変化を起こしていくまっすぐなエネルギーと眩しさを感じた一冊。2025/08/21

よっち

25
10年前に貸し出されたままだったケストナーの『飛ぶ教室』は、なぜ今野亜高校の図書室に戻ってきたのか。1冊の本に秘められたドラマが動き出す青春小説。体育祭を控え校内が沸き立つなか、怪我をして体育祭に参加出来なくなり、友達の図書委員の仕事を一週間代わることになった百瀬。そこで見つけた「飛ぶ教室」の謎を解明するために朔太郎と真相に挑む展開で、卒業生たちの果たされなかった思い、そして今の体育会で直面する問題があって、繋がった過去と今の因縁を乗り越えるためのアイデアを見出してゆく結末がなかなか印象的な物語でしたね。2025/08/08

ゆきんこ

2
単行本の時から気になっていて、本屋さんで文庫になっているのを目にし、迷わず手にした一冊。個人的に、この本の前に読んでいた本が作中に出てきてびっくり。一冊の本を巡る謎と、体育祭の目玉となるダンス。一見関わりのなさそうな二つの出来事が、ある一点でつながって広がっていく。その過程で中心となって動くのは高校生。突っ走ったり、不安定になったりする彼らを見守る大人たちの存在が、物語に安定感と、ちょっとしたほろ苦さみたいなものを与えているんだろうな、と思う。2025/08/24

Kemmel

1
十年ぶりに返却された「飛ぶ教室」に纏わる学園ミステリー。ところどころで紹介される本の数々が読みたくなる作品。体育祭への盛り上がる校内に取り残された図書室の雰囲気、そして登場する大人がちゃんと大人なのがよい。 2025/08/12

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