出版社内容情報
父の見世を受け継いだ医師が作る薬膳料理
江戸の名店で花板をつとめた辰太郎。念願だった自分の見世「旬屋」を開く矢先に病で倒れ、この世を去ってしまう。本道の医師として活躍していた息子の幸庵は、無念のうちに亡くなった父の見世を継ぐ。旬の食材を生かした薬膳料理を始めると、父の常連客のおかげで盛況。元飛脚の弟の力を借りて患者のために出前を始めると、良縁がつながり--。
内容説明
江戸の名店で花板をつとめた辰太郎。念願だった自分の見世「旬屋」を開く矢先に病で倒れ、この世を去ってしまう。本道の医師として活躍していた息子の幸庵は、無念のうちに亡くなった父の見世を継ぐ。旬の食材を生かした薬膳料理を始めると、父の常連客のおかげで盛況。元飛脚の弟の力を借りて患者のために出前を始めると、良縁がつながり―。
著者等紹介
倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年にデビュー。音楽、料理、俳句ほか多彩な知識を作風に生かし、時代小説からミステリーやホラー小説なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はる
13
すらすら読了。大きな事件が起こるでもなく、日常が淡々と進んで行くなか、ふと違和感に気付きます。そうです。このお医者様はお金持ち相手の医者であり、薬膳料理屋の店主なんです。なので、料理も当時の高級品がゴロゴロ出てきます。そりゃ、弟も出前配達だけで生活出来るよね。2025/07/14
ごへいもち
8
なんだかあらすじを読んでいるような薄味の感じ。続きはたぶん読まない2025/09/02
あきら文庫
2
漢方医が、父の遺志を継いで、休診日に薬膳料理店を始めるお話。読みやすいので、薬膳料理入門書に良いかと思いました。2025/06/25
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