出版社内容情報
一周忌の案内状は、地獄への招待だった……
名門大学のサークルの新歓コンパで悲劇が起きる。新入生の諸井が、急性アルコール中毒で死亡してしまう。参加メンバー達は、保身のため死因を偽装することに。事件の記憶が薄れかけた一年後、諸井の一周忌法要の案内状が届く。罪悪感に苛まれていたメンバーは、けじめをつけるため出席することにした。そこに地獄が待っているとは知らずに……。
内容説明
名門大学のサークルの新歓コンパで悲劇が起きる。新入生の諸井保が、急性アルコール中毒で死亡してしまう。参加メンバー達は、保身のため死因を偽装することに。事件の記憶が薄れかけた一年後、諸井の一周忌法要の案内状が届く。罪悪感に苛まれていたメンバーは、けじめをつけるため出席することにした。そこに地獄が待っているとは知らずに…。
著者等紹介
五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業後出版社勤務。2001年『リカ』で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞してデビュー。警察小説「交渉人」シリーズ、お仕事恋愛小説「年下の男の子」シリーズほか、スポーツ小説、ミステリーなど幅広いジャンルの作品を発表し、好評を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yukaring
63
THE・スラッシャーホラーに因習モノのエッセンスが注入された物語。名門大学のウィンドサーフィンのサークル「ヒートウェーブ」この新歓コンパで悲劇は起こる。先輩に無理に飲まされた一年生の諸井が急性アルコール中毒で急死。保身を第一に考えた部員たちは彼の死体を海に捨て偽装工作を図る。そして1年後、一周忌法要の招待状が諸井の実家の寺から届く。ケジメをつけるため泊まりがけで法要に参加した彼らを襲う地獄とは…。次々に血祭りにあげられていく部員たち。能面を被った殺人鬼の正体は?久々に「13日の金曜日」を彷彿させられた。2025/02/25
坂城 弥生
39
思ったより血みどろで壮絶でした…2024/12/14
コマンドー者
1
粗筋だけだと面白そうなのだが、後半になるにつれて、予想通りのそのまんまの展開で、犯人像もそのまんまで全くどんでん返しにもなっていない。サークル部員側も村人側も誰にも感情移入できる人物がおらず、だんだんどうでもよくなってくる。ラストのオチももうちょっとどうにかならんかったのか。納得感ゼロ。五十嵐氏のお手軽ぶりが悪い方向に出た期待外れの駄作。2025/02/19
古山 雅一
1
真っ当に生きないとあかんわ。。
ぽんぽこ仮面
0
★★★☆☆2025/03/17