実業之日本社文庫<br> 猛毒のプリズン―天久鷹央の事件カルテ

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実業之日本社文庫
猛毒のプリズン―天久鷹央の事件カルテ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784408559131
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

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容疑者は、 天久鷹央!?
天才医師、絶体絶命の窮地。

長野県の山奥に聳え立つ洋館、 九頭龍邸に招かれた天久鷹央。
そこで彼女を待っていたのは、計算機工学の天才、九頭龍零心朗からの「最後の依頼」だった。
だが、捜査を開始し間もなく、とある 「殺人」が起き、事態は混迷を極めていく。
浮かび上がる容疑者たちと、連鎖する事件。
そして最後に嫌疑がかかったのは、まさかの…?
現役医師が描く本格医療ミステリー、書き下ろし長編!

内容説明

長野県の山奥に聳え立つ洋館、九頭龍邸に招かれた天久鷹央。そこで彼女を待っていたのは、計算機工学の天才、九頭龍零心朗からの「最後の依頼」だった。だが、捜査を開始して間もなく、とある「殺人」が起き、事態は混迷を極めていく。浮かび上がる容疑者たちと、連鎖する事件。そして最後に嫌疑がかかったのは、まさかの…?現役医師が描く本格医療ミステリー、書き下ろし長編!

著者等紹介

知念実希人[チネンミキト]
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi(上・下)』『硝子の塔の殺人』『放課後ミステリクラブ1 金魚の泳ぐプール事件』で、本屋大賞に5度ノミネート。今もっとも多くの読者に支持される、最注目のミステリー作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星野流人

81
鷹央の大学時代の友人兼元カノの燐火が登場。毒の話か?と思っていたらいきなりロボットが容疑者に浮上して、今回も惹き込まれました。章題からしてこれは二段構えに何かが起きるなと予想してはいたものの、今回も驚かされました。専門用語が多数飛び交う医療ミステリではありますが、それでもさらりと読めてしまうところはこの作品の凄いところだなと改めて思います。鷹央が危うくオリエント急行のネタバレをしそうになってて、ヒヤヒヤしました。しかし御子神先生といい燐火といい、鷹央の大学時代周りの人間は、凄い人たちばっかりだ……2024/11/24

金吾

72
○またまた医学知識がないと解けない謎でしたが、解くまでのアプローチはすごく楽しめました。伏線の回収は流石だと感じます。また愛はいろいろでしょうが恐ろしくなります。2025/04/09

itica

70
山奥の豪邸にかつての恋人から招かれた鷹央と部下の小鳥遊と鴻ノ池。事故で植物状態の主の事故の真相解明を鷹央は求められていたが、再び事件が起こってしまう。犯人のことは最初から怪しいと思っていたが、植物毒ならまだしも病気や医薬品に関しては素人には分かるはずもないが、説明されるとなるほど思う。毎回、よくこんなトリックを思いつくなあと今更ながら感心する。時々まとも?に見える鷹央の人としての成長がまぶしくも嬉しい。 2025/06/04

さっちゃん

56
長野県の山奥にある九頭龍邸を訪れた天久鷹央ら統括診断部のメンバー達。招いたのは鷹央の大学時代の友人(元○○)・燐火。その夫で計算機工学の天才・九頭龍零心朗の交通事故の真相究明、不可能犯罪とも思える九頭龍零心朗を襲った事件と殺○○○○事件が解決したと思いきや、また新たな事件が。しかもその唯一の容疑者は鷹央で…。/いつもと雰囲気が違うのは旅先だから?今回は鷹央のキャラも随分マイルドな気が。この症候群は知っていたけれど、犯行手口も動機もなかなか残酷でエグい事件だった。タイトルがピッタリ過ぎてゾッとしてしまう。2024/11/01

moonlight

54
読み終えてタイトルの二重の意味での恐ろしさに気付いた。毒で意識が身体に閉じ込められる恐ろしさ、歪んだ愛でがんじがらめにされる恐ろしさ。容疑者の人数も少ないし設定から犯人は容易に推測できるけれど、いったいどうやって⁈の謎解きがこのシリーズの特徴であり魅力。今作は統括診断部の3人のコントみたいなやり取りは控え目で同僚としての信頼関係が伝わる展開なのも良かった。2025/02/03

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