実業之日本社文庫<br> ミセス・ノイズィ

個数:
電子版価格
¥748
  • 電子版あり

実業之日本社文庫
ミセス・ノイズィ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月11日 12時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 203p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408556307
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

コロナ禍で公開が延期となっていた話題の映画作品を
監督自らが小説として書き下ろした、衝撃の一作

大スランプ中の小説家・吉岡真紀(ペンネーム水沢玲)は、実家近所のマンションに引っ越し早々、隣家の女・若田が発する騒音に襲われた。若田は早朝にもかかわらず、ベランダに干した布団を激しく叩きつけ、轟音を撒き散らすのだった。真紀の苦情を物ともせず“音"はエスカレート。執筆はいっこうにはかどらず、夫や幼稚園に通う5歳の娘との関係も悪化する一方。心の平穏を失った真紀は隣人とのいざこざを小説に書いて反撃に出ることに。その作品「ミセス・ノイズィ」は評判を呼ぶが、やがてSNSで炎上、二人の女の運命を狂わせる大事件へと発展して……。

2019年秋、東京国際映画祭・スプラッシュ部門のワールドプレミアで大反響、劇場公開が熱望されながら、コロナ禍で公開が延期となっていた話題の映画作品を監督自らが小説として書き下ろした、衝撃の一作です!

内容説明

全映画業界がざわつく衝撃作、監督自らノベライズ!大スランプ中の小説家・真紀は引っ越し早々、隣家の女・若田がベランダで発する騒音に襲われた。真紀の苦情を物ともせず“音”はエスカレート。執筆は進まず、夫や五歳の娘との関係も悪化。心の平穏を失った真紀は隣人とのいざこざを小説に書いて反撃に出る。作品は評判を呼ぶが、やがてSNSで炎上、ふたりの女の運命を狂わせる大事件へと発展して…。

著者等紹介

天野千尋[アマノチヒロ]
映画監督、脚本家。1982年愛知県生まれ。名古屋大学法学部法律政治学科卒業。5年の会社勤務を経て、2009年に映画制作を開始。ぴあフィルムフェスティバル、したまちコメディ映画祭ほか多数の映画祭へ入選・入賞。19年秋、『ミセス・ノイズィ』が東京国際映画祭・スプラッシュ部門のワールドプレミアで大反響を呼ぶ。20年12月公開の同作を、自らノベライズした『ミセス・ノイズィ』は、初の小説作品である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかだ

34
いやこれ凄く興味深いわ。引っ越した先の隣人がめっちゃ布団叩くうるせぇ奴でやべぇ…からの戦いの顛末。片側からの偏見とネットやメディアの恐ろしさよ。お互いに理解があれば避けられたのか?でも私が主人公の立場でもコレは避けられなかっただろうなぁとも思う。あんなんとどうやって歩み寄れと?思い込みや無理解は良くない…とは思うけど。じっくり冷静に話し合う機会さえあれば良かったのか。でも小説家としては書きたくなるネタには違いないだろうしなぁ。うーん、なんか面白い。俄然映画版が観たくなった。2023/02/01

あやっぴ

29
早朝から歌いながら布団を叩くおばさん、以前ワイドショーでみたことのある光景ですが、隣人とのトラブルが双方の家庭をここまで巻き込むとは…。その陰にはSNSの存在。自分たちの知らないところで拡散され、当事者以外の人たちが面白おかしく騒ぎたてる。怖い世の中です(汗)主人公の主婦の行動は色々な焦りがそうさせたのでしょうが、もう少し早く気づけなかったのか。いや、難しいかな。2023/03/10

おいしゃん

27
ご近所トラブルとネットでの炎上の合わせ技。 隣家からの騒音に巻き込まれる、売れない作家である主人公が、徐々にトラブルに巻き込む側に変貌していく姿が見もの。 それにしても、主人公が考えも行動も浅はかで拙速すぎな気も。2021/02/01

タルシル📖ヨムノスキー

25
2005年に実際にあったいわゆる「騒音おばさん事件」をヒントに作られた映画のノベライズ。あくまでもこの事件をヒントに描かれた物語なので、事件の真相とはだいぶ異なるし、ハッピーエンドとはいかないものの明日の光が見えるように綺麗にまとめられている。まぁこの物語に限定すれば、ボタンの掛け違えのようなほんのちょっとした行き違いやすれ違いや言葉足らずが原因といえば原因。「隣は何をする人ぞ」の現代においては他人事ではない。そしてSNSなんかを使った誹謗中傷や面白半分の拡散も…。いやぁ怖い世の中になったもんだ。2021/12/18

むっちゃん✿*:・゚

21
映画を見たいと思いつつタイミングが合わずに見られなかったので、こちらを。数年前に注目された布団叩きおばさんの騒音騒動から着想を得た本作。ご近所トラブルって大なり小なりある。それにしても、だ。誰も好きになれない…。そりゃ布団叩きおばさんにもそれをする理由があるんだろうが、毎朝6時前後にベランダでバンバン叩かれてたらやっぱりイライラする。主人公も主人公で大人気ないとも思う。まぁ誰が1番イライラするって、安全な外側からやんややんや言う直哉。結果、1番フラットな思考だったのがキャバ嬢のユナちゃんであった。2021/09/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16916185
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品