出版社内容情報
戦国時代を終わらせた三人の英傑の戦いと人生を、津本作品の名場面と合わせ、斯界の第一人者同士が語る歴史ファン必読の対談集。
内容説明
戦国時代を終わらせた、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。三人の英雄の戦いや政策、人間像を、『下天は夢か』など「夢」三部作で戦国小説の第一人者となった津本陽と、多くの大河ドラマの監修を務める歴史学者・二木謙一との対談で解き明かす。津本作品の名場面再録ほか、「本能寺の変」「関ヶ原の戦」など歴史的事件も詳細に解説、図版も多数収録。
目次
第1章 織田信長(辛抱強かった若き日の信長;信長のリーダーシップ;信長の人材活用術 ほか)
第2章 豊臣秀吉(秀吉の読心術;秀吉流金の使い方;秀吉の使われ方 ほか)
第3章 徳川家康(家康の経験値;家康のナンバー2活用術;二代目、三代目の甘さと徳川家 ほか)
著者等紹介
津本陽[ツモトヨウ]
1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去
二木謙一[フタキケンイチ]
1940年東京都生まれ。國學院大學大学院日本史学専攻博士課程修了。國學院大學名誉教授。文学博士。『中世武家儀礼の研究』(吉川弘文館)でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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