内容説明
風雨が強まる公園で「あの人」を待つ彼女。その日結婚式を挙げる予定のカップル、当直明けの外科医、ターミナル駅で乗客を誘導する駅員。「嵐」という神様のいたずらが、それぞれの運命を変えてゆく―台風接近のため、鉄道各線の終電が繰り上がった一夜の物語。切なくもあたたかい、ベストセラー『終電の神様』待望の新作登場!
著者等紹介
阿川大樹[アガワタイジュ]
1954年東京都生まれ。東京大学在学中に野田秀樹らと劇団「夢の遊眠社」を設立。企業のエンジニアを経て、シリコンバレーのベンチャー設立に参加。99年「天使の漂流」で第16回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞。2005年『覇権の標的』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞を受賞し、デビュー。『終電の神様』で第9回エキナカ書店大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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