出版社内容情報
高校時代の同級生から「あなたの幽霊を見た」と告げられた日枝真樹子。真相を確かめに行くと、そこには驚きの光景が……。
内容説明
“ニーチェ女史”こと雑誌編集者・日枝真樹子は、故郷の廃バス停の近くで真樹子の高校生時代にそっくりな幽霊が目撃されたことを聞かされる。半信半疑のまま、帰郷した彼女は驚きの光景を目にすることに…。博物学者を名乗る栖大智とともに、未知の存在が引き起こす摩訶不思議な事件の数々を解明していく、感動のミステリーワールド!
著者等紹介
朱川湊人[シュカワミナト]
1963年大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2002年「フクロウ男」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。03年「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞、05年『花まんま』で第133回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
86
久しぶりに朱川さんの作品を読みました。雑誌編集者が主人公の6つの連作短編集です。その編集者をめぐる不可思議な現象が出てきます。その解決のために横溝正史の小説に出てくる金田一探偵に似た人物が出てきて活躍します。さらには豹に代わってしまう女性も出てきます。加門七海さんとは異なった感じのこのような話も楽しめます。2022/12/02
へくとぱすかる
62
この世界と同じレベルの合理性で、不思議を解決する小説を本格ミステリとすれば、不思議を別の不思議によって解決する作品は、何とジャンル分けをするべきだろうか。SFでないSFミステリ? 冒頭のタイトル作も論理的・科学的解決ではなく、読み終わって初めて作品の傾向がわかった。第2話からは納得ずくで読んで、物語そのものの悲しさなどを充分に味読。さて、アコちゃんは物語を感傷的ベクトルから救って、続編を期待させてくれる貴重なキャラ。これで終わらずに続きが読みたいものです。2019/12/10
hope
26
ある日、久しぶりに電話をかけてきた友人は“私の幽霊”を見たと言う。─不思議な話と、哀しい真実。心の扉に鍵をかける。悲しみの記憶を取り替える。 そうなんだよね、悲しい記憶は嬉しい記憶の裏返し。光と影と、どちらもあるから僕らは生きている。2021/09/06
財布にジャック
21
久々の朱川ワールドでしたが、正直いまいち乗りきれませんでした。ネガティブな人物が多い中、不思議な存在のアコだけは良かったかも!2022/09/02
coco夏ko10角
20
最初の話を読んでこういった幽霊の色んなバージョンの話が詰まった連作短編かと。ではなく、すぐそこにある様々な不思議。 『きのう遊んだ子』と『紫陽花獣』がよかった。2021/07/27
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