実業之日本社文庫<br> 落語怪談 えんま寄席

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実業之日本社文庫
落語怪談 えんま寄席

  • 車 浮代【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408554297
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あの落語の先の噺に人間の本音が現われる!? 「芝浜」「火事息子」「明烏」など名作の続きを描く、本当は怖い落語ミステリー!

内容説明

ここは落語の世界の住人が死後にやってくる「えんま寄席」。閻魔様を納得させれば天上界へ。怒りを引き出せば地獄へ堕ちる。人情話『芝浜』で夫のために尽くした女房はもちろん天上界へと思いきや…そのほか『火事息子』『明烏』など古典落語の登場人物が、不埒な悪行を閻魔様に暴かれてお裁きを受ける、本当は怖い大人の落語ミステリー!

著者等紹介

車浮代[クルマウキヨ]
時代小説家/江戸料理・文化研究家。大阪芸術大学デザイン学科卒業後、会社員を経て、故・新藤兼人監督に師事し、シナリオを学ぶ。浮世絵展の監修、江戸文化に関する講演、TV・ラジオのレギュラーなども務める。国際浮世絵学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

78
地獄の入り口で閻魔様が生前の善悪を吟味の上、天国か地獄かを裁いている。裁かれる人たち、それは・・・。いやぁ、面白いやら、怖いやら、ビックリするやら。いや、アレンジの上手さか。落語の中でも有名な「芝浜」「子別れ」「火事息子」(これは知らなかった)「明烏」の4つの物語。いずれもオチで笑わせてハッピーエンドとなるところをその先を描いているのが面白い。それぞれの主人公はどうなったのか。冒頭の地獄の入り口ってことは…ですよね~。でもそれだけじゃない面白さ。4つの噺がどこかで誰かと繋がっている。落語は深いわ。2022/06/18

ヒロくま

22
誰しも一度は耳にしたことがあるような噺が、合縁奇縁で繋がってくるという、とても面白可笑しい事になっていて、怪談とは言っても、そっちのうまく出来てる方に目が行ってそれほどの怖さはありませんが、とても楽しませてもらいました。2018/09/17

のんちゃん

19
古典落語に登場する人物達が、死後、閻魔様のお裁きを受ける。その人物達は落語の話の裏で様々な別のドラマを描いていたのだ。落語の知識がないと面白さ半減の作品だと思う。読み手を選ぶかな。芝浜、子別れ、火事息子、明烏と大ネタばかりのラインナップ。特に明烏は、大好きな故古今亭志ん朝さんの演目の中でも私が一番好きな作品だ。この作品の中でもほんわりと描かれ、一番好きな短編となっている。久々に落語にどっぷり漬かれて、楽しく一日で読了。2018/12/31

遊々亭おさる

18
飲んだくれて自堕落な生活を送り、姉さん女房のヒモのような生活を送る魚屋の勝五郎が大金を拾ったことから始まる騒動を描く人情噺の名作『芝浜』「いや、これも夢になっちゃいけねぇ」改心した勝五郎の心情を表すサゲの後に待ち受けるは本当は怖い古典落語の世界。名奉行・閻魔様が人情の後ろに隠された人間の罪を暴きたて…。ミステリの風味を効かせた改作落語小説の連作集。落語好きにはにやりとさせられる遊び心が。落語に興味がない人も心配ご無用。いつの時代も変わることなき、おもろうて、やがて悲しき人間喜劇。読む落語として満足の逸品。2018/09/16

ホシナーたかはし

13
閻魔堂沙羅の派生、落語のサゲの、後日談。「異世界落語」が流行ってるから、後日談で勝負したのだろうけど、元ネタ好きな人には受け入れられないかもしれない。特に「芝浜」、その後がこれだったら、他の人情話全部駄目じゃん、て思った。2018/08/25

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