出版社内容情報
幕末から昭和まで駆け抜けた大東流合気柔術中興の祖・武田惣角。神技の数々はいかに生まれたのか。孤高の武術家の真髄に迫る!
内容説明
幕末、会津の神主の子として生まれた武田惣角は明治維新後、会津藩家老をつとめた西郷頼母から大東流の流儀を学ぶ。その後、武芸修行の旅に出て全国をめぐるが、折しも鹿児島の西郷隆盛が挙兵したとの報が。惣角は西郷軍に参加する覚悟を決めて…大東流合気柔術を極めた武術家の熾烈な闘いと、漂泊の生涯を描く、渾身の傑作歴史長編!
著者等紹介
津本陽[ツモトヨウ]
1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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