出版社内容情報
新宿歌舞伎町に中華街をつくろうとする中国マフィア。極道刑事がその闇を暴く。人気シリーズ「処女刑事」著者の最新エンタメ作品。
内容説明
新宿歌舞伎町のホストクラブから女がさらわれた。ビル一棟を破壊し、女を拉致したのは、「横浜舞闘会」の総長・黒井健人と若頭。しかし、ふたりの本当の目的は、歌舞伎町中華街構想を阻止し、外国マフィアの領土侵略に歯止めをかけることだった―。スペクタクルな展開、度胆を抜くアクション、甘く激しいエロス、明かされる衝撃の真実!渾身の超絶警察小説!!
著者等紹介
沢里裕二[サワサトユウジ]
青山学院大学卒業。作家、音楽・映画プロデューサー。2012年、『淫府再興』で第2回団鬼六賞優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mr.lupin
47
沢里裕二さん初読み。全く何の予備知識もなく手に取った一冊。新宿歌舞伎町のホストクラブから女が拐われた。ビル一棟を破壊して女を拉致したのは「横浜舞闘会」の総長と若頭だった。しかし二人の目的は歌舞伎町の中華街構想を停めさせる事だった。もっと官能的な場面や派手なアクションがあったりするかと思っていたが、割りとそうでもなかったような感じだった。読みやすい作品だったけど、まあB級的な内容だったかな。☆☆☆★★2021/05/16
Syo
20
これは凄い2023/03/14
ずっきん
17
国家の後ろ建てでヤクザの頂点を目指す潜入捜査官黒井が、バイオレンスとエロを絡めながら悪を潰すという荒唐無稽単純明快的な官能小説。いやー、面白かった!内容紹介を読むと官能まみれみたいに煽ってあるけど、そうでもないと思う。大人のライトノベルとでもいうのかな、読みやすい文章で頭空っぽにして楽しめる。若頭の神野をはじめ脇キャラもすごくいい♪これの続編出れば間違いなく読む。警察官能小説(笑)というジャンルを切り開き、ノリにノッてる作家さんだそうだ。読メの評判も高い作家さんで気になってた。他の作品もぜひ読みたい!2018/01/03
Katsuto Yoshinaga
8
沢里裕二にハマってしまい、「処女」の次は「極道」というわけで本作。「淫爆」「処女刑事」に比べると、ほんの少しだけエロ抑えめバイオレンスとやんちゃなセリフがかなり多め。そして本作も面白い。大衆食堂や町の中華料理屋とかに、なぜ漫画ゴラクや漫サンが多いのか不思議だったが、ちょっとわかったような気がする。ビールとかチューハイによくあうのである。あぁまた、沢里裕二作品を買わなくっちゃ。2019/01/04
ゆたか
1
面白かった!
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- 和書
- きみはたいせつ