出版社内容情報
落ちぶれた元ベストセラー作家が猫たちとの暮らしでみつけたものは…人気ゲームアプリから生まれた映画化決定の癒しストーリー!
内容説明
若くしてベストセラー作家となったが現在はスランプ中の小説家・佐久本勝。出版社の編集者・十和田ミチルらから無理な注文を出され、心も折れそうになる。心機一転、のどかな町の一軒家で新たな生活を始めるが、やはり仕事ははかどらない。そんなとき、庭に一匹の三毛猫が現れて…大人気アプリから生まれた、猫に心癒される胸キュンストーリー。
著者等紹介
相澤りょう[アイザワリョウ]
1988年山形県生まれ。進学を期に栃木、東京へと南下したのちに、アミューズメントメディア総合学院へ入学。2014年『アグリ』(TOブックス)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
199
『ねこあつめ』ってゲームがあるのですね。何の先入観もなく本書を手にして、読み終えてからその存在に気がつきました。その瞬間、引っ越し先の情景がより鮮明に脳内再生される事になりました。グッズ等に群がるねこさん達。それを只々眺めて癒される勝さん。だから「ネコを飼っているのか?」と訊かれ「いや、眺めているだけ」と念押しの様に応答していたのですね。このゲームの事も指して。ほのぼの。ストーリー展開は予定調和に進んで行きますけど、サックり読めて、後味も悪くありませんでした。2022/05/31
小梅
81
読む前の予想どおり軽い作品でした(笑) ゲームアプリねこあつめの実写版?映画化するんだね。2017/03/23
ももんが
44
★★★★☆「ねこあつめ」というアプリから出来た作品だと知り、読む始めてすぐ実際にアプリをダウンロードしてしまいました。(≧∀≦)とても可愛い‼️物語の主人公と一緒で「来た❗️来た❗️」と思いながら眺めたり、写真撮ったり(^。^)実際に猫と過ごした事はないけど、落ち込んだり、悩んだりした時側にいるだけでも癒されるだろうなぁ〜(≧∀≦)ツンデレなのもまたいいですね♪2017/02/16
ちょん
20
表紙とタイトルに惹かれました!アプリも好きだったので(o^u^o) でもこのお話はあんまり…タイトルのわりにねこあつめって感じではなく、残念。 絵本として読むならいいのかも(-ω-2017/04/13
さゆき
14
没落作家が猫に癒され、また、人々との交流の中で、再び作家として再生していく物語。ペットショップの寺内さん、編集の十和田さん、ライバル?の北風先生などとの交流も良いです。主人公が骨抜きになるほど癒されたように、猫には癒しの力があると日々感じています。アプリも映画も知らなかったのですが、たくさんの猫の可愛い姿が観れそうだし、伊藤さんもはまり役だと思うので、DVDも探してみようと思います。2018/06/22