出版社内容情報
北の海を望む墓標が無言で語る事件の真相とは……北海道から沖縄まで、十津川班の刑事たちが事件を追う傑作トラベルミステリー集。
内容説明
Rレコードで作詞家をしている堀井が北海道・帯広に向かったまま失踪した。その後、同じレコード会社の新人女性演歌歌手の及川くみが自宅のマンションで殺されたが、彼女は東京から帯広へ向かう航空券を持っていた。十津川班の日下・北条両刑事が北海道へ飛ぶが、そこには謎の墓標が…堀井と及川の接点とは、そして秘められた事件の真相とは!?
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京都生まれ。公務員生活ののち、数々の職業を経ながら創作活動を続け、63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。2001年湯河原町に「西村京太郎記念館」をオープン。全著作や作家としての記録を展示。04年日本ミステリー文学大賞を、10年長谷川伸賞を受賞した国民的作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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