出版社内容情報
せわしく生きるのは、もうやめた!あわただしい日々の中、自分に「ご苦労さん」――生きるヒントがちりばめられた珠玉エッセイ!
内容説明
のんびりと過ごすのは理想だが、現実はせわしく旅先で原稿を書く著者。ゆるやかに生きるためにはどう頭を切りかえればいいのだろう。あまたある健康法も、正反対の効果を主張する説があり、判断は「いい」加減にしたいもの。聖なるインド、大らかなブータン、そして仏教の中国や韓国へも気ままな旅を続けてみる―近年の“雑録”から選りすぐった36編。
目次
第1部 ゆるやかに生きる(のんびりと、ボチボチと;悲鳴から生まれる智恵;小さな時間の小さな楽しみ ほか)
第2部 健康と日常(日常の意外な忘れもの;「これ一つ」ではダメなのだ;スポーツ・ジムに通えずに ほか)
第3部 気ままな旅(古い街に吹く新しい風;ガンジスの流れは青かった;インドの風に吹かれて ほか)
著者等紹介
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県出身。早稲田大学露文科中退。66年にデビュー、67年に直木賞受賞。2002年、菊池寛賞を受賞。10年、『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。各文学賞選考委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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