出版社内容情報
ガイドブックライターの緋美花が、京都の街で出会った男たちと肌を重た、いくつもの夜……。匂い立つ官能が胸をゆさぶる傑作!
内容説明
ガイドブック執筆のために京都を訪れたフリーライターの緋美花。取材で街を歩いていると、オスを感じる男と出会う。ベンチャー企業の経営者、寡黙な京人形師、茶道具屋の跡取りの坊や、SM愛好家…。彼らの指、口、身体に、ときに緩やかに、ときに激しく、緋美花は乱される。雅やかな空気につつまれた、匂い立つ官能が胸を揺さぶる傑作短編集。
著者等紹介
藍川京[アイカワキョウ]
熊本県出身。福岡女子高校卒業後、現代文芸研究所に所属。1989年、『卒業』(のちに『華宴』と改題)でデビュー。団鬼六賞選考委員を務めるなど、女流官能、性愛小説の草分け的存在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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