実業之日本社文庫<br> 映画にまつわるXについて

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実業之日本社文庫
映画にまつわるXについて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408552477
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

気鋭監督が見つめた七年間とは。『ゆれる』『夢うるふたり』など監督作制作秘話、旅先や取材先でのエピソード満載の初エッセイ。

内容説明

横綱、裸、眠らぬ猫、夜の闇―気鋭監督が切り取る35の風景。主演女優とフォークリフトの免許を取り、ワンカットのためにネズミを育てる。増殖する本に苦悩し、深夜に出会った男の行方を案じ…。取材や脚本の執筆、撮影など映画制作現場でのエピソードをはじめ、影響を受けた映画や本、作家について、鋭い観察眼で描く。『ゆれる』『夢売るふたり』など、国内外で高く評価される映画監督の初エッセイ集。

目次

映画にまつわるxについて(x=ヒーロー;x=裸 ほか)
プール一杯分のビール(プール一杯分のビール;快適な入院生活 ほか)
夢のあとさき―映画『ゆれる』プロダクション・ノーツ(原案;脚本 ほか)
その気のない転機(わたしが監督;夜の闇 ほか)

著者等紹介

西川美和[ニシカワミワ]
映画監督。1974年広島県生まれ。2002年オリジナル脚本・監督デビュー作となる『蛇イチゴ』で、毎日映画コンクール脚本賞をはじめ国内映画の新人賞を受賞。その後、『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』と4作の長編作品を発表。二度のブルーリボン監督賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞をはじめ数多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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のぶ

52
映画監督として、小説家としても若くして優れた作品を生み出している西川美和という才人がどんな人物か知りたく、エッセイを読んでみた。タイトルの通り映画の話題を中心に、共演者とのエピソードや観た映画の話等いろんな話が出てくるが、全体を通して感じた事は、人間をよく見ている人だ、という事。その感性が作品に反映されていると思った。他、印象に残った映画のデジタル化の話。コストにするとフィルムは最早勝ち目がない事、画質にほとんど差のない事。自分が観ている映画がどちらか気付いていない自分だが、フィルムの滅びるのは寂しい!2015/11/06

さぜん

43
才色兼備ながら内面にはマグマのような熱いものを持っているイメージ。映画は見てないが自ら作り出した物語を映像化するなんてすごい才能だと思う。小説はもちろんエッセイも面白い。文章も巧いし表現力が素晴らしい。映画のネタは夢だという。それを筋立てて物語にし映像化もする。「ゆれる」の制作過程も興味深いエピソードが満載。若くして成功した感もあるがどろどろになってここまで来たんだろうな。これからも彼女の視点がどこに向くのか、何を生み出すのか期待。2015/09/23

エリ

40
監督としてのキャリアもあり気の強い女性なのかなと思っていたけれど(そういう部分もあるのだろうけれど)繊細な感性の方なんだなと思った。繊細さと鋭い感性から映画が生まれるのか。そして映画って音と映像は別撮りなのかとかこんな工程が映画作りにはあるのかなど各部門のプロの方達に感服。巻末の装丁にまつわるXも興味深い。装丁って表紙だけじゃないのか!紙面に対してどの文字をどの大きさで組むのか、漢字と平仮名の率によって組み方があったり…プロフェッショナル。2017/10/24

ぽぽ

36
西川さんの、映画に対する真摯な向き合い方に、思わず己の姿勢を正す。x=蔵書の掟、x=オーディション、が好き。本の内容を全く自分の内側に「所蔵」できないもどかしさに共感。是枝さんの”君が今感じた違和感は―その感覚をずっと忘れずに持っていてもらいたい”…の言葉が印象的。目当てだった『ゆれる』の話も良かった。発端からキャスティング、クランクアップまでの物語の裏の過程を知り、再度映画を観たくなった。香川照之、オダギリジョー、真木よう子、の主要キャスト3人の力はやはり凄い。2018/04/09

hope@GIRO.edition

34
★★★★★ 映画監督・西川美和さんの大人の女の感性が溢れるエッセイ。柔軟な思考や視点、ユーモラスでビターな文章は、実に伸びやかで清々しい。そして、やはり、映画に関しての貪欲さや愛情は強烈だ。『ゆれる』の舞台裏、香川照之氏のエピソードには痺れる。映画の魅力を思い出して、また見たくなった。2017/07/10

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