出版社内容情報
真田幸村と配下の猿飛佐助は、家康に何を画策していたか? 大河ドラマで話題、大坂の陣前、幸村らの忍法戦を描く時代伝奇小説。
内容説明
関ヶ原後、紀州九度山に配流されていた真田幸村は、表向き恭順の意を示していたが、配下の霧隠才蔵は優れた忍びを探していた。才蔵は猿飛佐助を見いだし、幸村のもとへ送るが、家康旗下の服部半蔵党が立ちはだかる。佐助は鋼の糸を自在に操り、敵の斬殺をもくろみ、九度山は凄絶な死闘の場と化した。一方、大坂の陣を前に、家康自身も密かに動き始めていた―。戦国伝奇活劇。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業。翻訳業、雑誌記者を経て82年『魔界都市「新宿」』でデビュー。同作を皮切りに伝奇アクション各シリーズがベストセラーとなる。シリーズの一つ「吸血鬼ハンターD」は英語、ロシア語にも訳されるなど国際的評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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