内容説明
御納戸衆が殺された。凄絶な死骸だ。側頭部が割られ、傷口から頭骨が覗く。そのひと月ほど前、同様の太刀筋で、日本橋室町の老舗呉服店・相模屋の番頭も頭を割られた。相模屋の倅の姿も見えないという。これらの事件の裏には巨魁の影が―。非役の旗本・青井市之介と秘剣「霞流し」を操る強者との一騎打ち。勝負の行方は!?大人気シリーズ第七弾!
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
111
剣客旗本奮闘記「霞を斬る」7巻。千石の御目付を叔父に持つ非役の旗本青井市之助さん、叔父に目付の影働きを命じられるも、命を懸けてやり遂げる、今回は秘剣「霞流し」との対決読みごたえあり、おとせさんともいい関係でほのぼのかな。2014/12/01
いつでも母さん
3
何だかんだ言ってもこのシリーズ7弾目になるのね。非役とは云えひねていない主人公の成長記ですよね。(まぁ、立派な伯父様が控えているしねぇ)市之介と俊太郎の関係が好ましい。妹・佳乃の想いが鈍チン・彦次郎に届くといいなぁ。鳥羽作家、沢山のシリーズ物があってもそれぞれの剣豪ものはどれも読み応えがあり安心して読了出来るのはさすがです。2014/11/01
Masayoshi Arakawa
1
2016/7/31210 久し振りの鳥羽作品、以前ほど面白く感じないのは何でだろう?2016/07/31
犀門
0
#120★★★☆☆いやはや、遂に母と妹と一緒に浅草寺へのお参りを承諾したーw。って、筋がワンパターンだから変な所が気になってね。2015/06/09
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