実業之日本社文庫<br> システィーナ・スカル―ミケランジェロ 聖堂の幻

個数:

実業之日本社文庫
システィーナ・スカル―ミケランジェロ 聖堂の幻

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月03日 07時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 533p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408551524
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

イタリア・フィレンツェのシスティーナ礼拝堂に描かれた天井画「最後の審判」に秘められた謎とは!?世界が驚嘆する美術ミステリー。

ミケランジェロの聖地で老女の心臓を止めたもの、
そして名画「最後の審判」に秘められた謎とは…!?

イタリア・フィレンツェのシスティーナ礼拝堂でミケランジェロが描いた大壁画の修復作業を担当する絵画修復士の御倉瞬介。彼の眼前で、絵を見ていた恋人シモーナの大伯母が突然倒れ死亡し、その手にはなぜか人骨が握られていた。彼女にいったい何が起きたのか。そして、その驚くべき真相は祭壇壁画『最後の審判』の中にあった――その推理に世界が驚嘆する、本格美術ミステリーの極み! 表題作のほか、「ボッティチェリの裏窓」「時の運送屋(カミオン)」「闇の揺りかご」、計4編を収録。[解説/ 波多野健]

【著者紹介】
1959年北海道生まれ。公募アンソロジー『本格推理』への参加を経て、98年『3000年の密室』でデビュー。主な著書に『アリア系銀河鉄道』『凍るタナトス』『シクラメンと、見えない密室』『ゴーレムの檻』『密室キングダム』『天才・龍之介がゆく』シリーズなど多数。(2011年12月3日現在)

内容説明

イタリア・フィレンツェのシスティーナ礼拝堂でミケランジェロが描いた大壁画の修復作業を担当する絵画修復士の御倉瞬介。彼の眼前で、絵を見ていた恋人シモーナの大伯母が突然倒れ死亡し、その手にはなぜか人骨が握られていた。彼女にいったい何が起きたのか。そして、その驚くべき真相は祭壇壁画『最後の審判』の中にあった―世界が驚嘆する本格美術ミステリー!

著者等紹介

柄刀一[ツカトウハジメ]
1959年北海道生まれ。公募アンソロジー『本格推理』への参加を経て、98年『3000年の密室』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむー

52
月を越してなんとか読了、久々に手こずった美術ミステリー。『もっとがんばりましょう』。そもそもシリーズものの三作目らしいので読む順序を間違ったところもあるのかもしれないけれど、絵画修復士の主人公・御倉瞬介の人物像がまるで見えてこない。四編の美術品にまつわるミステリも、ひたすら蘊蓄と推測を並べ立てることに終始していて、なんだか“物語”というお題目の美術品の解説書を読まされている印象しか残らなかった。これだけ残念な感触だとシリーズを遡って追ってみようという気分にはなれないなぁ残念。2017/04/01

RIN

21
絵画修復士・御倉瞬介シリーズ3作目だが、時系列的にはエピソード0。イタリア時代、御倉とシモーナの出会いの物語と絵画を巡るミステリが絡み合い不思議な空気感を醸し出している。シリーズ1、2作目で描かれる、恬淡としてどこか孤独な影を纏う御倉の若かりし頃、こんな熱い青春を生きていたことに驚く。そしてシモーナとの魂の語り合いが、彼女を喪失したことで今の彼を形作っていることも。どちらかと言えば、純粋に絵画の謎を探求する、といった態をとっているので有名な絵画や修復技術について詳細に語られているのも魅力。次作が楽しみ。2015/07/15

つたもみじ

20
シリーズ三作目。連作短篇集。イタリアで絵画修復の技を学び、修復士としての道を歩み始めた、絵画修復士・御倉瞬介の、若かりし頃のストーリー。亡き妻、シモーナとの出会いと絵画を巡る謎。システィーナ礼拝堂で、ミケランジェロが描いた大壁画の修復作業を手伝う御倉の眼前で倒れるシモーナの大叔母。ボッティチェリの「ナスタジオ・デリ・オネスティの物語」の秘密。「時の運送屋(カミオン)」の結末は個人的に悲しく感じた。2018/07/13

roomy

17
シリーズ3作目でやっと奥さんとの出会いなどがわかりました。絵も載っていて確かにスカルだとゾクゾクしながら読み進めました。絵には色々な見方があって面白い。2016/04/04

waqwaq

16
絵画修復士御倉瞬介の推理シリーズ第三弾。表題作を含む絵画を物語の主軸においた四編が収録されています。こういう絵画に秘められた謎を扱う美術ミステリーって大好きです。死生観が散りばめられているなという印象で重厚なイメージを持ちました。好みの分野という事もありとても面白かったです。佐伯祐三さんの絵は好きなのですが、正直画家自身の事は全く知りませんでした。どんな画家だったのか、作中での絵の解釈の仕方を読んで知るとその絵が全く違う印象を持つ事も面白いなと思います。前作、前々作をすっ飛ばして第三弾読んでしまった。2014/03/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7810922
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品