内容説明
幽玄な唄と踊り「おわら」が観る者を魅了する「風の盆」で有名な富山県八尾。本番八日前、老舗旅館の若旦那が死体で発見されるが、若女将も警察も自殺で終わらせようとしていた。疑問を感じた名探偵・浅見光彦と軽井沢のセンセのコンビは、謎の解明に乗り出す。祭りの期間中、八尾から飛騨高山、神岡へと辿る推理行から導かれた真相は…。哀しき愛を巡る傑作旅情ミステリー。
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
コピーライター、CM制作会社社長を経て、1980年『死者の木霊』でデビュー。2007年には作品総発行部数が1億部を突破。同年、第11回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Taka
52
浅見光彦シリーズ。今回は軽井沢のセンセとのコンビで事件の解決に当たる。舞台は越中おわら風の盆の富山県八尾町。内容は安定の面白さ。途中喜多方ラーメンと高山ラーメンのともに入った店がハズレで残念だったという食レポがあったが、共に大好きなラーメンベスト5には入る味なのでちょっと残念。2018/07/12
ルナ
5
第1章のおわらに関する導入が長くてちょっと辛かった。 各章にちりばめてくれた方が良かったかも。2014/10/11
いちのつぼ
2
最初の情景描写をクリアできれば後は楽。さくさく進む。2014/06/04
yuiyui
1
突飛な話ではあるが、十分面白かった。2024/02/10
ミュゼスルタン
1
面白かった。2015/11/22