内容説明
間近紀子は社会科のレポートのため深夜のオフィスに訪れた。そこには硝煙の匂いをまとうOLが…。一方、ヤクザまがいの実業家・野田の愛人が拳銃に狙われた。一見、無関係のところで起こる連続発砲事件―犯人の目的とは?M・間近紀子とN・野田重人の「MとN探偵局」が真相解明のため夜の街を駆ける!表題作ほか一編を収録したユーモア・ミステリーの傑作。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。76年『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。80年『愛妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。2005年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
7
女子高生M間近と中年やくざN野田コンビのドタバタミステリ。「夜に向かって撃て」の緑山景子がすごすぎる。こんなの実際……は無理だよね、とりあえず自分は絶対に無理だ。「世界一の親孝行」の万田×木下コンビが好きだ。昔の性格に戻った結子をもっと見たかったなぁ。2013/04/09
Tsukamo
5
面白かったです。夫は泥棒、妻は刑事シリーズしか読んでいなかったので新鮮でした。赤川さんの描くキャラクターはとても魅力的です。2013/05/07
なぶ
3
この読みやすさは、さすが赤川次郎。期待を裏切りません。2013/09/15
サス
3
サクサク読めた。楽しかった。2013/06/10
なかちん。
2
今回も二時間ほどで読了。相変わらずサクサク読めました。2013/04/02